建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

部屋を彩る。

我が家のLDKを
妻の祐子が気ままに彩る。

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特別手を入れるわけでもなく
野にあるがままに、投げ入れる。

日本文化の特徴は
「素」の美しさを尊ぶ心情。

道端に生きるなんてことは無い草花が
活けることで、時には崇高でさえある。

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光の悪戯も面白い。
光の輪と木目が互いを引き立てる。
これも限られた時間の中の楽しみ。

 

日常の瞬間の中に喜びを感じる。
余裕ってやっぱり大事。

 

 



     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
     
     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男

 

色眼鏡のフィルター。

名古屋の友人の誘いを受けて
集いの場へ顔を出す。

予想以上の人の賑わい。
思えば
「ねっとわーくびじねす」
なるモノに顔を出すのは初めてのことだ。

別にネットワークビジネスに興味を持ち始めたわけじゃない。
かといって毛嫌いしているわけでもない。

今日はソウルメイトの誘いに乗った。
ただ、それだけのこと。
ソウルメイトの顔が見たかった。

男だとか女だとか。
こういう仕事だからとか
ああいう職業だからとか。
宗教がどうとか、
思想がどうとか。

そういうフィルターを前提にして
人や物事を判断したくはない。

単純にセミナーは面白かった。
講演者のトークの上手さには目を見張る。
俺も学ばねば。

セミナー終了後の有志だけの茶会。
6人中知人は1人だけだったが
これも面白かった。
ネガティブな発言はしないし、
意味不明な宇宙語を話すヤツもいない。
自分の立ち位置や自分の関わり方。
静かながらも情熱を持ちながら賢明に生き様を語る。

それも勧誘のひとつ、と言うなら言えばいい。
僕は純粋に楽しかった。
そういう集いにこれから行く、という意味でもない。
でも、行かない、という意味でもない。
本当に純粋にただ楽しかった。
ただそれだけ。

今日の出会いを僕なりに噛み締めて
日々の中で僕なりに消化して
それで未来が決定していくだろう。

大事なことは
「色眼鏡のフィルター」で
自分の未来を自らの手で狭くしたくはない、ということ。

ソウルメイトと久しぶりに逢い話せて良かった。
友はいつも俺に気を遣う。
さりげなくも懸命に気を遣ってくれる。
それが何よりも嬉しい。
だからその場が心地よい。

自称・茶人として
相手の気遣いには
僕なりの「おもてなし」で
御返しせねば。

次回の出逢いが又楽しみだ。

名古屋からの夕暮れ時の帰り道。
そんな日のドライブはたまらなく心地良い。

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ステレオの中の詞はこう歌う。

 

  『くじを引くように
   いくつも道を探して
   走り終えないうちに
   答えを求めちゃう
   
   疑うことは寂しいことなんだ
   人を信じることが楽さ』

 

 

 



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夫婦でお手伝い。

今日は友人主催のお餅つき会に
夫婦でお手伝い。
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息子・一茶も
一緒に楽しませてもらいました。
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そろそろお気付きでしょうか。
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そう、ウェアがお揃いなのです。
しかも有名ブランド品♪

ん?
どこのブランドかって?

ワークマン(笑)(笑)

何処の品物だろうが、
デザインが気に入って
機能性もあれば
それでイイんですヽ(´∀`)ノ
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息子の将来。

今日も息子・一茶の
「こでー」(これー、のツモリ)
に負けてオモチャを一式買ってしまった。
働く自動車セット。

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妻・祐子の了承を得て買うようになっただけ
まぁ良しとしよう。

他にも、パトカーや救急車や消防車。
一茶は働く自動車が大好き。
外で見かければ必ず騒ぐ。


自邸のお茶室で茶席があれば
必ず同席したがる。
お抹茶大好き。
和菓子大好き。

最近では茶や菓子を頂く前に
ちゃんと両手を揃えてお辞儀までする。

正座で佇む様は、大人顔負けの雰囲気だ。

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ちょっとは僕や祐子が、
手や言葉を添えるが、
基本はすべて一茶の自発的な行動によるもの。

親を見る、とはこういうことか。

 

かといって、茶道や建築を、
僕から一茶に積極的にやらせようとは
これっぽちも思わない。

だって長く続けようとするなら
多分大変なことの方のが多い。
好きでなきゃ やってられない。

単純に割の良い稼ぎの方法なら
いくらでも他にある。

しかし自発的なら話は別だ。
それが何かに影響を受けた自発だとしても。
だって殆どの人が何かに影響を受けて
今の生き方を決めているはずだから

言葉だってそう。
「誰かの受け売り」だなんて
他者を批判する人がいるが、
完全に自分のオリジナルの言葉だけで語ってる人なんて
まず居ない。

自分の中で自分なりに消化して
自分の血となり肉となった言葉や想い。
それはもう自分の言葉・想いとして既に歩んでいる。

 

一茶は将来、何になるのかな。
可愛い可愛い息子だけど、
死ぬまで面倒は見られない。

一茶が好きではじめる茶道や建築なら
いくらでも教えてあげたいし
伝えてあげたい。

ムズカシイこと・タイヘンなこと。
クルシイことは、これからたくさんあるけれど。

 

まずは「好き」ってことを覚えておくれ。
好きって心の衝動は
殆どの苦難を駆逐するぞ。

 

ずっとずっと応援してる。
頑張れ、一茶。




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好きな本_2。

中原中也が好きだ。

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たった30歳でこの世を去った孤高の鬼才。

好きな詩のひとつは『帰郷』だ。


  柱も庭も乾いている。
  今日は好い天気だ
    縁の下では蜘蛛の巣が
    心細さうに揺れている

  山では枯木も息を吐く
  あゝ今日は好い天気だ
    路傍michibataの草影が
    あどけない愁kanashiみをする

  これが私の故里だ
  さやかに風も吹いている
    心置きなく泣かれよと
    年増婦の低い声もする

  あゝ おまへはなにをして来たのだと・・・
  吹き来る風が私に云ふ


評論家では無いので批評はしない。
こういうのを感じとるのは、感性だと思っている。
語れば語るほど、真実味が薄くなる気がする。
だから感じる人が感じるように感じれば良いと思う。

 

あまりに高い芸術的理想を掲げたため、
周りの人々に敬遠され、実生活では孤独だった中也。

必死に生きれば生きるほど孤独を感じる。
血が出るほどに歯を食いしばり
背骨が折れるほどの思いをして頑張ってきた者なら
一度は感じたことがある想いじゃないだろうか。

 

中也はこんな事も書いている。


  芸術家よ、
  君が君の興味以外のことに
  煩はされざらんことを。
  かくいふことが、
  芸術家以外の人に、
  虫のいこことと聞えるならば
  云わねばなるまい

   「自分の興味以外に
    煩はされずして生きることは
    それに煩はされて生きることよりも
    よっぽど困難なのが一般的である。
    虫のいいのは君の方だ」


とはいえ、
中也ほど自分の興味以外の現実に
煩わされつづけた詩人もいなかった。
自分の詩に絶対の自信を持ち
そのクセ、詩では全く食べていけなかった中也。

僕はそんな中也に愛着を感じる。
畏れながらも共感を感じる。

決してそんな風に生きれはしないのに
中也のような生き方に焦がれる自分がいる。

無いものねだりかな。

そんな想いも時には感じながら
自分の興味以外の事に煩わされながらも
血と肉として感じられることに
モチベーションを感じて
不安と希望を交錯させ、
また明日を待つ俺、ここにいる。

 




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本。

いつもは。
てか、9割方はパソコンでblogを書くんだけど
何故か今夜はパソコンでサイトに繋がらない。

スマホでは繋がるのにね。

今日は同窓会長として
中学校の会議に出席。

会場は図書室。

あ。
ふと、思い出して室内を散策。
お。
あったあった。
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昨年僕が寄贈した宗匠の著書。
入り口の良い場所に飾ってくれてる。

できるだけたくさんの若人に
読んで頂きたい本です。

本を読む面白さ。
知識を知恵に変えられるように。




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後輩達へ。

我が母校。
愛知県西尾市立 西尾中学校。
ご縁があり、
数年前から同窓会長をさせてもらっている。

70年の歴史がある中学校の同窓会長。
その重さをイマイチ感じていないのは
少し問題なのだが。

この時期になるといつも考える。
3月初頭に行われる卒業式。
僕は来賓として、全員の前でお話をする。

お話は、まぁ良い。
わりとキライじゃない。

僕が最初の年から必ず続けているのは、
「手紙を書くこと」。
A4の横紙に筆で書き、
全卒業生約300名に手紙を送る。

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取って付けたような言葉では無く
ありきたり上っ面の言葉では無く
血の通った熱情の言葉をストレートに若人に届けたい。

悩んでる・考えてるうちはダメだな。
連日連夜、思い悩んだ末に、
ふとストンと腑に落ちる言葉が文章が体から溢れる。

その日まで必死こいて思い悩む。
その過程が大切なんだよ。


99%の努力と1%の閃きって
そういうことだよね。

 



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