建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

時間は有限。

時間は有限ということを
強く意識する。

時の刻みは
生命の刻みだ。

 

自分の時間を他者に奪われる。

しかし、もっと狡猾な時間泥棒は
実は「自分の中に」潜んでいる。

誘惑は数多くある。
しかし、
そのセレクトの最終決定権は
紛れも無く自分自身。

時間泥棒の真犯人は、自分。

 

やらなければならないことは
山ほどある。

その中で
何よりも自分がしたいことに使うクセを付ける。

 

 『自分の思いに反する時間の使い方は
  人生に対する裏切り行為だ!』

 

それぐらいの意気込みが欲しいね。

時間が足りないなんて戯言は聞きたくない。
時間使用ののクオリティを高めなきゃ。
その為の優先順位の決定。

頑なに優先順位を守る。
そうすれば誘惑に惑わされる事は無い。

その結果、
時間価値は最高に高まる。

f:id:gibson1040:20170418214136j:plain

時間=命だ。

時間は有限だ。
120%使いこなさないと。

 

 



     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
     
     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男

土ろんこ 遊び展。

僕の建築の師匠である
山本寿仁さんの個展に来ました。

 

『土ろんこ 遊び展』
   「ギャラリー喫茶 メイプる」
    0564-25-0771 08時30分~18時
    愛知県岡崎市籠田町24
    4/17(月)~5/6(土) (日)休

 

国内でも数少ない指折りの
土壁の研究家。
土の表情の扱いには
ずば抜けて長けてます。

お時間ある方は是非(^^)b

 

☆これだけ天然の土の色があるんです。

f:id:gibson1040:20170417164337j:plain

 

 

☆これは照明。

f:id:gibson1040:20170417164417j:plain

 

 

☆土が乾いて自然に割れるがままの表情。

f:id:gibson1040:20170417164503j:plain

 

 

☆ちっちゃな額で遊んでいますね。

f:id:gibson1040:20170417164537j:plain

 

 

遠く奈良時代には
壁工・泥工と呼ばれた左官

安土桃山の時代。
千利休の草庵の茶室で
塗り壁が鑑賞の美的対象として自立したとき
左官は生まれたという。

 

数多くの先人が
美を・技を追求し、極めた。

この先端の時代に有り、
山本寿仁さんは
敢えて技巧に走らず、
土・素材そのものの「美」に
価値観を見出そうとし、見出している。

 

左官とは自然を扱う仕事。
自然に寄り添った左官への想いを再確認することで
僕らが失ったであろう自然風景を取り戻す。

 

この作品展は
その再確認であり、これからのキッカケ。

 

心して訪ねたい。

 

 



     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
     
     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男

今週末の住宅完成見学会☆あと6日

今週末。
4月22日(土)23日(日)。
弊社の住宅完成見学会を行います。

・日時:2017年04月22日(土)-23日(日)...
    10時~15時
・場所:愛知県西尾市田貫町高畑28-1
・連絡:090-8672-6627(野田 敏男)

f:id:gibson1040:20170416193113j:plain

  「もう、デザイン先行の建物は、いいんじゃない?」

※某 全国区有名建築雑誌 建築住宅賞 応募予定建物

 
  暮らしに自然を取り戻す。
  無垢の木と塗り壁の家。

 

ここ数年間の自分の集大成的建物。
住み心地、佇まい、空気感、質感、動線、使い勝手。
全てをクリアした上で、ささやかにデザインを入れる。
そんな建物が出来ました。

外壁・内壁・天井は、すべて『土』で仕上げ、
床はすべて無垢の板にしました。

 土壁は呼吸する。
 無垢の床板はやわらかく肌を撫でる。
 間取りは人の暮らしのバランスを取る。
 家と人は、共に育っていく。

実際に貴方の目と肌で体感を。

◎事項
  1)駐車場がありません。
   現地の北の方に路上駐車が出来るスペースがあります。
   わからない時はお電話ください。
        もしくは最寄の某コンビニへ。
   その際は売上げにご協力を!

 2)どうしても行きたいけど、
   どうしてもこの両日に行けない!
   という方はご連絡下さい。
   ご相談に応じます。

f:id:gibson1040:20170416193051j:plain

どなたでもご来場可能です。
入場無料。予約不要。
是非お越し下さい(^^)

 

☆ちょこっとネタばらし。

◎二重屋根

 夏場の屋根の温度は
 70℃を超えることも。
 そこで屋根の上に、もう一つ屋根を。
 二重屋根にすることにより
 最大で30℃以上の温度差を実現。

◎土の外壁

 20年以上メンテナンスフリー。
 実績あり。
 質感は周囲と自然との調和を実現。
 だって本当の「土」だから。
 調和しないわけは無い。

 ☆屋根(天井)の内部にも土が入ってます!

◎土の内壁。

 日本の特徴的な気候「湿気」。
 壁・天井の土が湿気を吸い取る。
 圧倒的な実感を体感できる。

◎無垢板の床

 無垢節無しの杉板。
 季節を問わず裸足で歩くことを絶対的にオススメ。
 満足の柔らかなフィット感。

◎コスト

 費用対効果を十分に発揮。
 同じ品であれば、無駄に海外産を使用しない。
 輸送費の削減。
 地産地消の具現化。

 

あとは現地で全部お教えします(^^)/~

 

 



     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
     
     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男

 

元気か、自分。

とある会合に出た。

まぁ相も変わらず
未だにこんなクダラン会合やってるんだな。

酒や煙草をあおり
大声でクダラン事で騒ぐ。

会合とは名ばかりの
ドンチャン騒ぎ。

 

真面目に生きるとは
どういうことなんだろう。
真剣に生きるとは
どういうことなんだろう。

カジュアルとチープは違う。
和気藹々となぁなぁは違う。
納得尽くと予定調和は違う。

 

中原中也は30歳で生涯を閉じたという。
ある意味、幸せだったのかもしれない。
妥協する自分に出逢う事無く
世間にまみれる自分に出逢う事無く
純粋なまま、この世を去った。

自殺願望があるわけでは無い。
精神的に病んでるわけでも無い。

どんな偉大なスーパースターだって。
どんなに尊敬を受ける経営者だって。

誰もが神様では無い。
当たり前の人間である。

光が濃いと影だって濃い。
真っ直ぐに走れば走るほど
ぶつかった時の衝撃は大きい。

 

帰り道の高台の高速から見える夜景は奇麗だった。
田舎だから夜9時を過ぎると、途端に光が減る。
少し物足りないくらいが今日の気分には丁度良い。

f:id:gibson1040:20170415221024j:plain

センチになりたいとは思わない。
思いっきり泣きたいわけでもない。

 

元気か自分。

元気か自分。

元気か、自分。

 



     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
     
     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男

 

茶花。

茶花を植える。

二輪草 nirinsou。
勿忘草 wasurenagusa。
菫 sumire。
大葉黄菫 oobakisumire。
黄花稚児百合 kibanachigoyuri。

f:id:gibson1040:20170414202819j:plain

茶花とは簡単に言えば
茶席に合う花。
茶庭に合う花という感じかな。

 

明日も我が家でイベントがある。
昨年末からいつも以上にイベントが増えた。
内容はどうあれ、
お客様がいらっしゃる直前まで
僕はアタフタしていたい。

それは「おもてなし」。
来客をおもてなしする為に
やれる最大限精一杯の事をしたい。

イベントそのものの準備もそうだけど、
部屋の掃除もそう。
庭の手入れもそう。
打ち水もそう。

でもそんな苦労はオクビにも出さず
さらっと爽快な顔付きで来客を迎えたい。

それが僕の「粋 iki」かな。

茶花も根付いたら
さらっと爽やかに
来客を迎えてくれることでしょう。

 

 



     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
     
     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男

怒ると叱る。

怒ると叱るは違う。

簡単に言うなら
自分本位か相手本位か。

怒るという行為は
もっぱら感情的になる場合が多い。
怒る人の感情の吐け口。
自己満足である事が多い。

対して、叱るとは。
相手に理解してもらうことが何よりも重要。
教えるというよりは、
既に犯してしまったコトに反省を促しながらも
次に繋がるためにどうするか。
それを諭すために行うこと。

正義を振りかざすとも違う。
正義なんて、どちら側から見るかで
180度変わることもある。

しかし真実は、いつも1つ。

過ちに対してのコトを
どれだけ普遍的なモノに置き換えて
伝えることができるか。

そうすれば
個人的な想いや「おこがましさ」は
そこに加味されない。

f:id:gibson1040:20170413192917j:plain

叱るという行為は
相手に対しても自分にとっても
高いレベルアップを要求されるもの。

 

大いに叱りましょう。
アイツも自分も(^^)

 



     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
     
     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男

怒りの我慢。

今日は頑張った。

3回「イラッ」とするコトがあって
いつもなら口に出して怒るところ、
グッと我慢して
ここが堪え処だと自分に言い聞かせて
それでも怒れたけど、
1回くらいグッと我慢するコトを試してみて
それでも怒れちゃうなら怒ろうと自分に言い聞かせて
その瞬間は怒らずにいた。

するとですね。
時間の経過と共に
意外となんとかなるものなのです。

「どうでもいいや」
ってコトには決してなりませんが(笑)
というか「怒る」という選択肢に
割とこだわりが無くなるのです。

これはちょっとした発見。

そして場の空気も悪くならない。
僕の自己嫌悪も発生しない。

僕が怒ることに
今まで相手は大きく反応して無かったけど
それも実は相手が「怒ってはいけない」と
我慢してくれてたのかも知れない、
という推測にも気付けた。

すると余裕も出てくる。

怒ることが主体なんじゃなくて
意思を伝えることが主体。

だったら怒るという行為は
時にはマイナス要因だったりもする。

まあ43歳を目前とした大の男なんだから。
一辺倒に叫ぶばっかじゃなくてさ。
力任せに言い放つんじゃなくて
語りかけるっていうかさ。

相手が消化できるスピードに合わせて
ポツポツと語りかけるっていう感じかな。

f:id:gibson1040:20170412204029j:plain

要するに伝わらなきゃ意味が無い。

個人的な感情は
すべて「普遍」に置き換える。

そういう作業が
これからは大切なんだなって
思えるようになった。

今日この頃。



     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
     
     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男