茶室と光。
我が家の茶室。
茶室に取り入れる「光」次第で
室内の様相は随分変わる。
我が家の茶室には
西側に14枚のガラスの板が縦に入る窓がある。
季節により太陽の角度は変わる。
この5月後半限定の景色をご覧下さい。
5月後半の夕方限定で
ちょうど床の間に奇麗に真っ直ぐ光が入る。
写真よりも現物は
もっともっと奇麗に見えます。
ガラスの巾の中で反射して
斜めにも虹色の光が射す。
今日は5/19。
今年観たい方。
まだ間に合いますよ。
どうぞお越しください。
□□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
■■■ Architect Design Office YAMATO 代表・野田 敏男
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簾sudareと葦簀yoshizu。
「簾-すだれ」と「葦簀-よしず」。
どう違う。
簡単に言うと
横向きに垂れ下がってるのがスダレ。
縦向きに立てかけてあるのがヨシズ。
僕のオフィス。
一番大きい壁面が思いっ切り西向き。
夏の西日の凄まじさと言ったら・・・(--;
その為に窓の外に葦簀yoshizuが立てかけてある。
ブラインドなんかも、そうだけど。
遮光するものって
建物の外にあることが大事。
だって遮光するソノモノが熱を帯びる。
光はさえぎっても、熱はモロに受ける。
その熱は何処にいく?
室内で再放射されて、結果、室内は暑い。
建物の外に、建物と距離を離して遮光する。
離す、ってのが大切。
離れてれば離れてるほど
再放射された熱が建物に影響を与えにくいし、
間の空間を風が通り、プラスで熱を逃してくれる。
簾sudareも同じコト。
しかもスダレもヨシズも隙間がある。
これ、外から中は、ほぼ見え無いんだけど、
中から外は丸見えなんだよね。
防犯上もバッチリ。
先人の知恵を学ぼう。
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軒。
屋根が壁から突き出てる部分。
これを「軒noki」という。
これが「長い」の大事。
プロは「深い」っていうけどね。
雨が壁に当たりにくい。
直射日光が壁に当たりにくい。
結果。
壁が劣化しにくい。
壁が熱を持ちにくい。
だから家が熱くなりにくい。
窓を開けてて雨が降っても雨が降り込みにくい。
雨が降ってても風を入れやすい。
結果。
室内環境が上がって居心地が良い。
巷で流行りの
軒が無いキュービックハウスなんて
論外。
デザイン先行で物事決めると
後で「ヤッチマッタァ( ;∀;)」
となる。
「カタチ」には意味がある。
そういうお話をしたいよね。
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