息子・一茶が保育園で初の七夕を迎える。 そのための宿題が短冊。明日(月)までに3つのお願いを書いて持っていくそうだ。 妻・祐子がたずねる。「一茶は何をお願いしたい?」 一茶が言う。 「おじいちゃんが、元気になりますように」 「おじいちゃんが、お散…
悲しい時は空を見て誰も悪くないと言おう 寂しい時は海に来てもう自分を責めなくていいと言おう 嬉しい時は風になり緑の葉を鳴らして称えよう 優しい時は「あの人」に「ごめんね」「ありがとう」と言おう 苦しい時は山を見てもう逃げないぞと言おう 虚しい時…
人間の優しさとは生活が強いる鬱屈や被害者意識にまみれ 自分の弱さに直面したときにそれでもなお 他人に優しくあろうとすること。 人は日常のあくせくする中で 己の中の純粋な想いすらも 見失っていくのかもしれない。 人は それだけは失いたくないものをこ…
大人になってから知りあった人とか昔からの友達とか。 その中でさよならもたくさんあって。出会いの数より、別れの数の方が実は多かったりしてさ。 なにか自分の足りないものがもうちょっと自分の欲とか望みとが少なくなって。 もうちょっと自分が美しくて。…
「『あつらえる』ってどういう意味合いなんだろう」 友人から問われた言葉。 言葉って知ってるようで知らない。漠然としたニュアンスでは感じてもちょっと奥入った意味は知らなかったりする。 単に辞書で調べるなら 自分の思いどおりに作らせる。 注文して作…
久々の石川県出張。金沢と輪島を廻る。 愛知から車で向かう。 妻と息子と、妻の親友を乗せて。 空いた時間に茶屋街を廻る。工芸、雑貨、飲食。 こんな風にちゃんと金沢を歩いたのは初めてだ。僕の好みの店もあれば そうでない店もある。気が付けば 陳列され…
父の具合があまり良くない。 今年で75歳。長いこと癌と闘って来ている。 食欲が無い。体力が落ちる。歩くことは出来るが車の運転は、もう出来なくなった。 多くを語らぬ父だった。昭和気質と一言で片付ける気は無いが基本的に我慢を通す人だった。 良い意味…
4/30。僕の誕生日。 お陰様で昨日44歳の誕生日を迎えた。 たくさんの。とってもたくさんの友人がそれぞれの形で僕の誕生日を祝ってくれた。 本当に本当に心からありがとう。 愛してる、とか好きだ、とかとっても大切にしたいコトバは その口から滑り出た途端…
なるべくならならべくなら、愚痴は言わない方が良い。 愚痴は言わない。 そう、心に決めて。愚痴を言い続けて、俺、生きている。 愚痴は言わずに済むならそれに越したことは無い。 ところが、そうは人生、都合良くいかない。 愚痴を言わずにはいられない。そ…
出来ることなら怒る、ということをしたくない。 「怒る」と「叱る」は似て非なるものだ、と良く言われる。 そんな理屈っぽいことを言うつもりは更々無いが願わくば「次へ繋がる言葉」を相手に放ちたい。 僕の中で「怒る」っていうのは感情に身を任せた、極め…
充分に眠れない日が続く。幸か不幸か、それでも身体は健康だ。 多少なりとも疲労で倒れることが出来るような身体だったらとオカシナ悔しがり方をすることもある。 そんな時は自分で自分を笑うしかないんだよね。 「ご縁だなぁ」と思えるような出逢いを求める…
弊社の屋号はYAMATO。YAMATOは大和。 大和は日本を意味する。 「大和言葉 yamatokotoba」というコトバがある。古くは和歌や雅語のことを意味したが今ではもっぱら日本固有語を指す。 おとうさん・おかあさん、というコトバ。これは実は大和言葉から由来する…
制約(ワク)の無い世界なんてものは有りはしない。 だから、その制約をどう見つめるかが問題だ。 愚痴を言うのは容易い。しかし愚痴だけでは決して何も始まらない。 雨が止むのを軒先で待つんじゃなくて晴れてる空を睨んで、そこへ駆けて行くこと。 僕はデザ…
理由、ってあるな。 大人になってからの「理由」。 これが少々クセモノだ。 本業以外のことに皺寄せが行った場合、 「仕事が忙しくて……」 というと大概の人を納得させることができる。 厄介なのは自分自身をも 納得させてしまうことが出来ることだ。 心の底…
愛する人が 目の前で微笑んでくれるということが どれだけ素晴らしいことか。 それがどれほど幸せか。 -YAMATO 大和-今から73年前の今日4月7日。14時23分。 「戦艦 大和」が鹿児島沖で轟沈した。 僕のオフィス屋号「YAMATO」は 『日本』から由来している。 僕…
今日は素敵な人と出逢った。 人間30年・40年も生きてくると生き様が如実に表に出てくる。 だからその世代で出逢った時に気持ちの良い人は「あぁ、良い生き方をしてる人なんだな」って思う。 ところが、だ。 たまに20歳そこそこで実に気持ちの良い人が居たり…
1日1日をしっかりと生きていくより他は無い。 明日のことを思い煩わないように。昨日のことを悔やまぬように。 どうせ、どうにも出来ないのだから きょう1日を喜び、努め、出来ることなら出来るだけ人には優しくして暮らしたい。 人間365日。何の心配も無…
「不良とは優しさのことではないかしら」 太宰治は『斜陽』の女主人公にそう言わせている。 その一節前には「不良でない人間があるだろうか」と、ある。 不良とは何か。優しさとは何か。 人は誰しも「悪」の要素を持つ。 だが世の中の大半の人はあえてソレに…
ちょっとご無沙汰のBlog。 今週は、いつに無く激動の一週間。4月頭にリニューアルオープンを迎える和カフェのデザインを請け負っているから。 今までに無い仕事をやらせて頂けた。本人もとっくに忘れてたくらいの「種」が今頃になって実を結んだ仕事もあっ…
友人を茶席に招いた。 社会人スタートしたばかりの初々しい友人と社会人に一端のピリオドを付け新たなるスタートを切る友人。 茶席において床の間の花は、重要な意味を持つと思う。重要な位置付けであると思う。 ちょうど桜の時期。桜の大きな枝物も手に入れ…
手紙が好きだ。 今日は手紙を書いた。 貰うのはもちろん好きだが実はそれよりも書く方のが好きだ。 手紙は出来るだけ筆で書く。上手い下手というよりも世間的に言えば「味がある」。そんな文字が好きだ。 字は奇麗・汚いじゃない。字は個性だ。 僕が書く手紙…
今日は新しいお仕事。 お店を始めたいお客様とまずは賃貸で始めたいという理由で貸店舗巡り。 本当に人柄の良いお客様。 今までも人柄の良いお客様ばかりだったけど今回も特に人柄の良いお客様。 こういうお客様とやり取りしてるとこちらも素直な気持ちにな…
陽気が続く。 だからと言うわけでは無いがなんだかハッピーである。 まぁ俺の場合は年中ハッピーなわけだが。 今日は新旧含めいつもより多めの「ザ・人間」達と話をした。 笑いあえる話をした。 あの人達が大好きだ。老若男女含め、大好きだ。 言葉は心を越…
人間。 というか、僕たちは。 大切なコトを直ぐに忘れちゃうから。 それも人間らしいっちゃあ人間らしいんだけど。 でも本当は忘れずに越したコトは無いと思うんだ。 それを忘れないために僕は好きなコトをやり続ける。 いやなコトは努力しないけど好きなこ…
生きるってことはどういうことなんだろうか。 人ぞれぞれ解釈や想いがあるだろう。 僕が考える「生きる」とは 死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず自分のやるべき事や、やりたい事。日々の出来事に努力しつづけること。 無作法にだらしない生き方をするより…
少し遠方へ。 先輩建築家の住宅オープンハウス(完成見学会)へお誘い頂く。 数年前から夫婦共々お世話になってる偉大なる先輩建築家だ。 渾身の注文住宅を見せて頂く。随所へのコダワリが手に取るようにわかる。それでいてイヤミじゃない。 素敵だと思った。…
月に1度、参拝に行く神社がある。 友人に教えてもらった神社。 凄く熱心に信仰してるわけではないけどなんとなくシックリくるので出来るだけ毎月参拝するようにしてる。 時期に関係なく朝6時に参拝に行くのが良いそう。冬でも月1程度なら清々しくていいよ…
今年の1月中旬くらいからジムに通っている。 週に4~5日くらい。 これで2ヶ月を越えた。まぁ良く続いている方だと思う。 少しずつカラダの調子が良くなっているのがわかる。 良いトレーナーにも恵まれているお陰かな。 別に筋肉ムキムキになりたいとか10…
できることなら一日に一回は鏡を見る方がいい。 自分の顔をじっと見てみる。 怒ってるときやイライラしてる時は意外と自分の顔を直視できない。 そんな自分自身にイライラするし情けなくなるし、恥ずかしくなる、 冗談でも「ニッコリ」と鏡の自分に笑えるの…
昨夜はホテルで一泊した。妻の希望の小洒落たホテル。 決して今ドキの洒落たホテルでは無いが何と無しに落ち着く良いホテル。そして抜群にホテルマンのサービスが良い。 僕らがいつも指名させて頂くホテルマンがそこに居る。 まだ付き合いは浅いがとても素敵…