建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

言葉を選ぶ。

自分に似合う言葉。自分を引き立てる服や 化粧品を選ぶように 言葉も選んでみたらどうだろうか。言葉のお洒落は ファッションのように 遠目で人を引きつけはしない。しかし 無料で手に入る 最高のアクセサリーともいえる。流行もなく 一生使えるお得な「品」…

愛されるより、愛する。

愛されるより愛することの方が大切だと思う。 何故なら愛は行動だから。 受身では行動とは言い難い。だから愛するようにしたい。 愛するとは、相手の事を思い、発言・行動し結果どうであれ寄り添い続ける事。 思いやりと気遣いも。時に厳しく、時に優しく。…

独りで、仲良く。

「自分と仲良く生きる」 と良いと思う。 好きな人と四六時中一緒にいる人は自然と笑顔が多くなり言葉からトゲが無くなり相手の言葉や態度を柔らかく受け止めることができる。 不思議な ほどに。 自分自身と仲良く出来る人はそれが自分ひとりで成立する。 一…

7年目に想う。

あなた。大切な人はいますか。 その人の幸せそうな様子を思うだけで自分まで嬉しくなってくるような人が。 今の世の中、大切な人が居ない人間が多過ぎる気がする。 人の為だなんて、偽だ。自分の喜びや楽しさが先だ、なんて近頃良く言うけど。 あんなのは嘘…

人を動かす。

アーティストにしろデザイナーにしろ著名人にしろ身近な人にしろ。 人を動かす人、っているよね。人の気持ちを動かす人。更には人を行動させてしまう人。 人を動かすことの出来る人って他人の気持ちになれる人なんだと思う。 だから共感される。 共感した人…

知恵。

人生の知恵って「見る」 「聞く」 「試す」この3つを実践することによって 初めて知恵となる。 自分の智の財産となる。 ところがだ。 多くの人は一番肝心な 「試す」 ってのを殆どやらない。見る・聞くだけで わかった気になってる。 自分のモノにしたよう…

落ち込む。

人間は「あのとき、こうしておけばよかった」と悔やむ、生き物だ。 どれだけ今を精一杯生きても、後悔からは逃げられない。 僕の人生の中でも、何十回・何百回もそういう想いはある。 だけど、もう、これ以上悔やみたくはない。悔やむってのは、自分で自分の…

卒業。

『振り向くな、振り向くな。後には夢がない。』 寺山 修司 今日は中学生の卒業式に立ち会った。母校の同窓会長として。 まだ何にも知らない若人よ。ただ、伸びていく方向だけに陽が当たることを知れ。 今の時代、大人とは裏切られた青年を指す。 大人になる…

世の中。

世の中は 実にシンプルに出来ている。むつかしいのは 人の心だ。 H P http://adoyamato.com/ □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス ■■■ Architect Design Office YAMATO 代表・…

デザインの語源。

デザイン-Design-の語源は、諸説ある。 僕が一番推すのは「De - Sign」 DeはDeleteのこと。「消す」の意。Signは署名。 署名を消す → 署名が無い → 誰のかワカラナイ つまりデザインっていうのは誰が作ったかワカラナイ。けど誰もが知っている。 普遍的で当…

感性。

僕はデザインを仕事としている。世間一般に言うならデザイナー。 デザイナーとして一番大切なモノは何か。 僕は「感性」だと思う。 この感性ってのはいつも磨いてないと容易くサビつく。 純度の高い金属みたいなモンで純度が高ければ高いほど、容易くサビつ…

一期一会。

今ここで出逢ったこと。この人とはもう二度と出逢えないかもしれない。だからこの出会いを大切にしよう。 っていうのが良く聞く「一期一会」の精神。 でもね。そうそう、二度と逢えないなんて事は無い。大概は又、逢うんだよ。 そうじゃないんだよね。 今、…

覚悟。

人は基本、自由だ。 好きなことをやればいい。好きなものへ向かえばいい。 「好き」を仕事にするのも良い。好きな人とだけ関わっていても良い。 しかしだ。生きにくく、なるのも確かだ。「出会い」の間口が狭くなるのも確かだ。人との出会いにせよ、モノとの…

自分を豊かにする方法。

僕らの生活の範囲は限られている。 その中で親しい人といったらますます限られる。 Facebookで何百人・何千人と繋がっていようとそれは親友か、友人か、知人か。 だけど文字があり、書物がありまた学問というモノがあるおかげで僕らの世界は上限が霞むほどに…

時間が・・・!

「時間がもっと欲しいー!」 ・・・なーんて言葉は甘えだな。 だって時間は1日24時間。こればっかりは誰にも平等に与えられる。 どんな金持ちだってどんなスーパースたーだって総理大臣だって大統領だってこればかりは変えられない。 でも。 量は変えられない…

努力には方法論がある。

努力には方法論がある。 ガムシャラに突っ走る手もある。若いうちはそれで通用することも多々ある。体力もあるしね。 歳を重ねる。歳というよりも経験を重ねる。 若い頃や独立した頃のような「やり方」は出来ない。勢いというよりも質の問題。 個人というか…

独りと一人。

手を握られた者は 自分の苦しみや痛みが このつなぎ合わされた手を通して 相手に伝わっていくのを感じる。 だれかが、自分の苦しみや痛みを わかち持とうとするのを感じる 遠藤 周作 人は一人では居られない。 確立した個としての「独り」であることは大切だ…

SAMURAI。

プロ意識って何だろうね。 三流は自分本位で考える。二流は相手本位で考える。一流は自分本位で考える。 三流は「ワガママ」な自分本位で考える。仕事で言うなら自分の都合優先でコトを進める。 二流は「言いなり」の相手主体で考える。仕事で言うなら、いわ…

今、一番の宝物。

むかっ腹の立つことが多い。 腐った大人になるくらいなら 朴訥で無垢な子どもでいた方が、ずっとましだ。 青臭いと馬鹿にされたってかまわない。 笑われたってかまわない。 たとえ突っ伏しても諦めずに ただただひたすら己の夢・憧れを追いかけて行けばいい…

関わるってこと。

元来、一生懸命やるのが好きだった。そしてソレを押し通すのが好きだ。 その為には基本の「人間力」が強くなければならない。 僕の中での「人間力」ってのはたとえば何か失敗したとする。良く「ゼロからやり直せばいいよ」と言うけどそんな虫のイイ話は無い…

それぞれのこだわり。

7日間もBlogを空けてしまった。 約1年前からスタートしたBlog。内容云々よりも続けることに重きを置いた頃もあった。でもこんなに日にちを空けたのは初めて。 今になって思えば「もう少しちゃんと続けても良かったかな」と思う時もある。 でもそれは空けて…

気持ちの救い処。

どうしようもなく悲しかったとき。 どうしようもなく辛かったとき。 明確な加害者がいなくてどうしようもなく怒りのやり場が無いとき。 感情を思いのままにぶつけることが出来ずそれでも感情の制御が出来ないとき。 そんな想いを持った人達。 そんな人にどん…

経験。

いつも喰い足りない。 アレもしてみたいしコレもしてみたい。 僕の持論は「経験ありき」。いろんなコトに首を突っ込んでいろんなコトを経験してみたい。 だけど日々は忙しい。 全てを自分主体で動くのは正直、ムズカシイ。 だったら人に委ねてしまうのも方法…

要領がイイ。

要領がイイって何だろうね。 僕の周りの要領の悪い人ってだいたい真面目だ。そして不器用。しかも妥協もしないし、勿論サボりもしない。 しかしコトを上手く運ぶのが苦手。 真面目に仕事をヤる。この「真面目」ってヤツが曲者で。 何に対して真面目なのか。 …

旅。

少し遠くの街へ来てる。 インターネットとか スマホとか Facebookとか Instagramとか。 世界中が身近になるし あらゆる情報が即座に手に入る。 と、いうような 気になるだけ、だな。 そう錯覚させるだけだし あくまでそのお手伝いをする 手段に過ぎない。 街…

日々学ぶ。

世の中には すぐ分かるもの と すぐには分からないもの の、2種類がある。 すぐ分かるものは そのまま通り過ぎればいい。 だけど すぐに分からないものは 道のように 行ったり来たりを繰り返すうちに 少しずつ少しずつ分かりだし まるで「別のモノ」に変わ…

そぎ落としていく「美」。

日本独特の美。 それは「そぎ落とすこと」。 言葉にしても飾り付けしないでどんどん削ぎ落としていく。 そして日本人は空間にも意味を見い出す。 例えば西洋の絵では、色を隙間無く埋めていく。だが日本絵画では、<余白・空間>にも意味を見い出す。 美とは…

キレイとウツクシイ。

「奇麗」と「美しい」はどう違うのか。 人々はすぐ安易に「キレイー♪」とかいう言葉を使うけど実はそこで考えが終わってしまう場合が殆ど。 「美しい」というのはその先に存在するモノのように思う。 それにはステップがある。 まず反応する感覚が無ければ「…

時間。

いいえ昨日はありません。 今日を打つのは今日の時計。 昨日の時計はありません。 三好 達治 得難くして 失ひ易きものは時なり。 吉田 松陰 いや、そんな事は無い。 時の歩みは人によって色々違う。 ウィリアム・シェイクスピア 時を尊ぶものは、それ以上に…

父性愛。

プロ意識の輩が減った。 これしかない!この道しかない!って覚悟を持った輩が減った。 ほどほどに無理せずほどほどに楽しくてほどほどに誉め合う。 止めちまおうぜ、そんなの。気味が悪い。 ヤル方も受ける方も、裸で向き合えない。互いが互いに色を乗せ合…