パーソナルカラー。
カリスマ講師からカラー診断を受けました。
受講する方は一般に女性が多いそうですが、
そこは「自分大好き」な俺(笑)。
経営者としてもデザイナーとしても
自分を客観的に評価する事にはとても興味があったので受講しました。
結果としては、
「<合う色>と<好きな色>は必ずしも一致しない」
ということ。
僕の場合は真逆の結果に。ショックでもあり、新たな発見に嬉しくもあり。
その日に逢う人、その日の打合せ内容によって、
身に付ける色をそれなりに意識してた僕にとっては、大きな発見。
ありのままの僕と、客観的な僕。
デザイナーである自分と、プロデューサーである自分。
この多重人格みたいな日々は、実はキツイ。
自分のデザインを自分が嫌になるくらい
冷静に冷徹に判断しなければならないこともある。
本来は「独りの表現者」という立場だけで突っ走っている方が、よっぽどか楽。
そして「夢」を追う時はいつも闇雲に走りたいという欲求を常に抱える。
だけど欲求のままに走ってしまうと悔いを残す。
必ず残す。
それは今までの経験によって嫌というほど身に沁みている。
その瞬間は満足しても、一瞬たてば疑問が生まれ、
1日経ったら自分に腹が立ち、日々悔いが増すばかり。
それを知っているから、自分が「よっしゃOK!」と思っても、
「本当か? 何かおかしくないか?」
と眼をギラギラさせている自分が、内面の何処かに確かにいる。
二人の自分の判断が、素直にストーンと一致するなんて、稀なこと。
でも突っ走っている自分と冷徹な自分が交錯するポイントはある。
必ずある。探すんだ。
1日かけても、1週間かけても、ときには1ヶ月かかったとしても。
そのポイントが見つかるまでは、悩んで悩んで仕方が無い。
夜も眠れない。
だけど、いざデザインが完成してみると、
その悶々こそが、デザインの醍醐味だって、毎回のように思うんだ。
□□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
■■■ Architect Design Office YAMATO 代表・野田 敏男