ズレ。
僕はクライアントに言う。
「設計の打合せっていうのは
クリエイティブなものを創り上げていく
という解釈の方が多いが、実はちょっと違う。
僕と施主の描いてるイメージの摺り合わせなんです」
デザイナーとクライアント。
施主が言う「A」と僕が想う「A」。
実は同じだとは限らない。
そのズレを直す為の作業が必要。
徹底的に詳細な図面を描くのか。
3Dのスケッチを見せるのか、
写真を見せるのか、
現物を見せるのか、
無ければサンプルを創るのか。
その眼で見られる現地まで行くのか。
完成後に良く聞く施主の言葉。
「こんなつもりじゃ無かった。」
そんな言葉はもう聞きたくない。
そういう手間ヒマを決して惜しんではいけない。
デザイナーというけど
派手な仕事はあまり無いんだよね。
そういう地道なコツコツとした仕事が
最後に大輪を咲かせる。
『神は細部に宿る』
ってのはそういう意味でもあるんだよね。
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