建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

お金。

世の中、やっぱり銭だ。

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誤解を恐れずに単刀直入というと、
そういう事になる。

ある程度のお金が無ければ、
気持ちだけではどうしようもない、
という現実がある。
具体的な例えは挙げずとも、
少し考えれば誰にでも簡単に事例はあがる。

要は稼ぎ方と、向かう方向の問題でさ。

お金が欲しいと、と言うよりは
資金を稼ぎたい、と言った方がわかりやすいかな。
何の資金?
「余裕」を作るための資金。

「お金が全てじゃないよ」
「でもお金で解決出来るコトもたくさんあるよね」
資本主義である以上、お金の価値を馬鹿にする奴は
僕は信じない。

潔い稼ぎ方、ってあると思う。
それであれば、何ら後ろめたい事は無い。

目的では無く手段。
事を成す、ための手段としてのお金。

理想はとても大事。
ただ、理想を掲げるだけでなく、
現実的にせねばならないことを
今、改めて認識する必要がある。

妻が「こんな企画をしてみたい」という。
息子が「あんな学校に行ってみたい」という。
建築計画で、
「もう少し予算があれば住み心地も もっと良くなるし
 メンテナンスもフリーになる」という。

贅沢をする気はないし、させる気も提案する気も無いけど
自分が描いているイメージよりも、ちょっと一回り大きいモノ。
しいて言うなら「余白・余裕」と言おうか。
余白・余裕が人を豊かにする。

余裕があるから出来ること。
焦らず物事を冷静に見つめる。
感情的に成らずにアイツの立場になって考える。
そうするとアイツの悲しみが見えてくる。
ひとりひとりがもうちょっとだけ優しくなれれば
世の中、もっともっと幸せになれるのにね。

理想論だけでは駄目だ。

「子どものように白く生きていければ」
と人は良く言うけれど、それは大人の詭弁だ。
そんなのは世間にまみれたらすぐに折れちまう。

けがれ が無い、という事に一体どれだけの価値があるのか。
泥まみれになろうとも、その中で決して折れない心を持つ。

実感のある実践論を踏み続けていくこと。
これが自信に繋がる。
自信は人からの誹謗中傷をも圧倒する。

行動として実践していくのは大変だけどね。
俺はやるって決めた。だからやる。
それだけ。

 

 

 

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