道具を愛でる。
先日の京都出張で、今年初の自分への御褒美。
塗師・赤木明登さんの
「 摩利蒔絵 五寸皿 <新月> 」
通常のラインナップは黒漆に朱の柄ですが、
これは黒地に黒。まさに新月。
一目惚れで頂いてしまいました。
新月にちなみ、これからの展開に期待。
ここ数年、幸運なことに
幾多の珠玉の茶道具に巡り逢えている。
漆器、染付け、陶器 etc。
昔師事していた宗匠の言葉。
ひとつでいいから高価な道具を手元に置きなさい。
それに日々触れなさい。
必然的に丁寧な手つきになるでしょう。
その手つきを覚えて、すべての道具にそうありなさい。
幸か不幸か、金銭的な意味も様々な意味も含め、
上質の道具が増えてしまった。
まぁ自分から求めたことに間違いは無いが。
道具に恥じぬ自分であろうと思う。
一つの上質の道具でも前衛な修行が可能なら
幾多の道具に囲まれたなら、
もっともっと前ツンノメリな修行ができるはず。
お手前のお稽古、だけではない。
茶道とはなんぞや。
京都へ稽古に伺わせて頂くようになってから
僕の視点が変わった。動きが変わった。背筋が変わった。
まだまだ42歳。
飽く無き成長を求めて。
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