建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

職人・料理研究家。

夜も10時を迎える。
晩御飯を終え、
その後も明日の準備に余念が無い彼女がいる。

f:id:gibson1040:20170217215338j:plain

昨夜から泊り込みで来てくれている料理研究家。
京都の大橋りさ さん。
http://ameblo.jp/2014risa/

本日のYAMATO-Officeでのイベントも大成功。

それも束の間。
数時間後には次への準備が始まる。

東は東京。
西は広島から、広範囲にお声がかかる売れっ子。

だがそこに甘んじない。
自宅を離れたレッスンは、空間も間合いも時間も違う。
リハーサルが出来ないこともある。
当日をリアルにイメージ化して、
今、やれることの精一杯をこなす。
時には深夜にまでそれは及ぶ。

ある意味、夢を叶えやすい時代になった。
誰もが言葉上手になった。小利口になった。
体teiの良い責任を負わない夢を掲げ、
何か衝突があれば傷口をなめあって
さも当然かのように言い訳をし、尻尾を巻く。

それは果たして、本当の「夢」なのか。

それを知る術は各自本人しか知り得ないが、
少なくとも彼女は本気だ。
当たり前に本気だ。

主催者に対して。
来てくれるお客さんに対して。

それ以前に
やり遂げようとする自分自身に対して
実に真剣だ。

その為の努力は惜しまない。
たとえば、
深夜になろうが納得できるまでの精一杯の準備をする。
たとえば、材料は無農薬野菜を使用する。
しかし、それをわざわざ言わない。
彼女にとってそれは至極当たり前のことだろうから。


彼女と知り合ったのは昨年8月。
まだ出逢って半年。
僕の持論だが、
感性が近しい人・本気で生きてる人とは、
時間や距離は関係ない。
しょっぱなから熱くやり取りができた。

f:id:gibson1040:20170217215524j:plain

彼女と出逢えたことを嬉しく思う。
彼女と熱くやり取り出来ていることを誇りに思う。

 

道は、何処へ辿り着くか、じゃない。
どれだけ歩いて、どれだけ歩く意思があるかどうか。
それこそが大切だ。
先回りも遠回りも無い。

自分で道を選び、進み、
その時、立ち現われる景色を楽しみ、
ぶつかり、また次の道を選ぶ。

生きるってそういうこと。
きっと彼女も同じ想い。
僕はそう信じて疑わない。

 



     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
     
     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男