いつかの少年。
俺の中にめらめらと燃え続けている闘争心や
デザイナーとしての当たり前の姿勢。
太い骨格と人間としての「ざらつき」。
そういうものって体teiのいい大人じゃなく
いつかの少年とまったく同じ。
結局俺が何処へ向かおうとしてるのか。
それは10代の頃の俺。
真実と嘘を理屈抜きに感性で見抜くあの頃の10代。
あの「いつかの少年」に嘘を付きたくないから
俺は前つんのめりで懸命に生き急いでいる。
人を恨むのも自分。
人に恨まれるのも自分。
そうすると、
あ、自分と戦ってるんだ、となる。
そうすると、
あいつと闘ってるんじゃないし
闘う相手でもない。
そうしたら自分と闘おうと、
腹が決まるよね。
43歳の誕生日を迎え、
特別何かを意識していたわけじゃないけど
思った以上に丁寧に祝福してもらった。
たくさんの人に。
そういうの弱いんだよね(笑)
人に尽くすのは好きなんだけど、尽くされるのは苦手。
恥ずかしいし、なんか俺なんかに・・・って
申し訳なくなっちゃう。
だけど放っておく訳にも行かない。
それが許される歳でもないしね。
あれやこれやと想い悩むより
俺に惚れてくれるヤツを当たり前に愛していたい。
俺の人生は貧しくなんかない。
愛しいからこそ、生き急ぐのだ。
どうせ、一生男を張るなら
変わらぬ大馬鹿者を貫こう。
俺の人生は何処から始まり
一体何処で終わってしまうんだろう。
突き動かされる、あの時のまま。
そう、いつかの少年みたいに。
43歳を迎え、明けた日に。
□□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
■■■ Architect Design Office YAMATO 代表・野田 敏男