建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

ホームページ、完成間近。

自分の会社。
「Architect Design Office YAMATO」
この会社のホームページが遂に完成する。

独立してから約10年。
妻・祐子と共同経営し出してから約5年。
遂にホームページが完成。

 

ずっとHPを敬遠してきた。
何故か。

カメラマンの方には申し訳ないが
誤解を恐れずに言うなら
写真は何とでも表現できる。
悪いモノを良くも見せられるし
良いモノも悪くも見せられる。

 

建築は違う。
そんなものではとても表現し切れない。

 

空間を味わって欲しいと想っていた。
いくらでも現地案内をさせてもらうから
ネットや写真では感じられないもの。
現地を・実際の空間を体感してもらいたいと想っていた。

でもそのアピール方法の限界も同時に感じていた。

 

ハウスメーカー全盛時と呼ばれて久しい。
独断だが「残念」と感じる建築が後を絶たない。
デザイン云々ではない。
それ以前の問題だ。
数千万円かけて建てて、数十年住み続け、
数十年ローンを抱えていく大事な大事な財産が
こんな事で良いのかという、至極根本的な問題。

もちろんデザインも大事。
だけど機能性・実用性・コスト・メンテナンスを押しのけて
デザイン先行でなきゃ創れないデザインなんて
所詮、それまでのデザイン。


アナログ手法のある種の限界を知った。

たくさんの人達の建築に関わりたいと想った。
世の多くの人達と関わりたいと想った。
どうすればそれが叶うのか。

今、自宅でやってる各種のイベントも楽しい。
リアルな空間で繋がるご縁は、強い。
それも大切。それによる御縁も広がった。
それはそれとして、違う面での開拓の必要性も感じた。

初めてホームページの必要性を切に感じた。
中学生どころか小学生までがスマホを持つ時代。
主体性を持つすべての世代の人間が、
すべてネットを見る時代と言っても過言ではない。

そこに初めてリアルな必要性と可能性を感じた。

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かといってHPに全てを賭ける、という意味でもない。
キッカケ、になれば良いと思った。
良い意味でキッカケになれば良いと思う。
YAMATOとまだ見ぬ人達との接点。
たとえそれが僅かな小さな点であろうとも。

人の想いは、始めは点だ。
人数が集まれば面積を持つ。
もっと集まれば体積を持つ。
重量を持つ。
想いの塊だ。
魂だ。

 

どんだけ御託を並べても
最終的にモノ言うのは
人の想いだ。

そこにこそ、僕は賭けたい。
託したい。

夢を叶えたい。
クールでシュールでキュートな夢を守ろう。

 

5月中には産声を上げそうです。

 

 


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     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男