建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

お風呂。

我が家のお風呂。
壁は木で仕上げています。

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天井も木。
「サワラ」という木。
『ヒノキよりも「サワ」りが、や「ワラ」かい』
からサワラ、なんて説もあります。

いわゆるユニットバスではなく
在来工法と呼ばれる昔からの造り。

 

 「寒いんじゃないの???」

 

なんて言われますが、
とんでもございません。

昔の風呂に比べて「断熱施工」をしています。

そして何が冷えるかって
昔のお風呂は全部タイル。床も壁も天井も。
これがメチャ冷えるのです。

だからタイル使用は
常に水に濡れるところだけ。

 

天井・壁は木材。
足元は「木製スノコ」を敷いています。
だから冷たく無い。
何が辛いって足元の冷え。そこもクリア。

 

 「木だとカビがスグに生えるんじゃない???」

 

住み始めて4年半。
まったくのカビ知らず。
壁面3ヶ所に窓を設置。
プラス入口。
つまり4ヶ所の開口部があるわけで
それを上手に利用して毎日キッチリ換気。

勿論、換気扇も付けています。
だから窓が開けられない留守の時もしっかり換気。

風通し抜群です。

これが大事。

ユニットバスでも換気が出来ていない家は
すぐにカビ生えますよ。

 

建築は、ある程度は理工学的な理屈で出来ている。
そこに文系的な「心地良さ」を足してあげる。

両方に長けてないと、イイ家は出来ない。

 

デザインってそーゆーこと。

 

 

 

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