建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

別れ。

近しい人が生死を彷徨った。
運よく一命を取り留めた。
何よりだったと思う。

 

自分の思うように生きれたら、と思う。
それが一番の幸せだ、とも言われる。

そのくせ「生」と「死」は
己の意思とは関係なくやってくる。

別れのない人生は無い。

 さよならを言わなきゃいけない数の方が
 出会いの数より多かったよね

なんて詞を思い起こす。


別れの痛みとは、
それだけその人の事を思いやれた証。
傷つくならとことん傷つけば良い。

別れてはしまったけど
その出逢いがあったお陰で
自分がどう変われたか。
自分がどう成長できたか。
自分自身を深くすることが出来たか。


人は二度、死ぬ。

1回目は、その肉体が死すとき。
2回目は、誰もの記憶から忘れ去られたとき。


リ・インカーネーション
輪廻転生。
僕はこれを信じている。

人は生まれては死に、また生まれ変わる。
この世で出会ったアイツ。
前世では、
友人だったかもしれない。
家族だったかもしれない。
恋人同士だったのかもしれない。

でも確かに
手をつないで、愛し合って、傷つけあって
抱き合って、絆を深めた。

またこの世で出逢って、現世でのやり取りは
その時の記憶を手繰ろうとしているのかもしれない。

 「そんなロマンチックな話、バカみたい」

って思う人もいる。
そう。
でもそのロマンチックが大事。
ロマンがあるからこそ、
アイツを愛せるし、アイツを愛した自分にも興味が持てる。

 

愛なんて、全部与えちまえばいいんだよね。
なまじっか、見返りを求めようとするから
オカシナことになる。
 「私がこんなに愛してるのに
  なんであの人は私を愛してくれないの」
とかさ。

愛なんて、全部与えちまえばいいんだよね。


出逢ってもらえるエネルギーもある。
別れたからこそ得られる力もある。

 

怖さや悲しみを知って
それでも前へ進もうとする。

人はそれを「勇気」と呼ぶ。

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ずっとずっとアイツの事を忘れない。
僕の中でアイツは消えない。
泣きながら、前へ進めば良い。

 

 

 



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