理想と現実。

人は理想だけでは生きられない。

何かマイナス的要素を受けたとき。

それを我慢だけで乗り切れる人は
そうそういない。

「そこを乗り越えてこそ人は強くなる」
という言葉は眩しいが、
多くの人々は、そういうわけにはいかない。

それに打ちのめされてしまう人もいれば
受けたマイナス的要素を
他人に同じようにぶつけることで
ストレスから逃れようとする人もいる。

良くも悪くも
「人はそういうものだ」
と考えたほうが、立ち回り易い。

たとえば、
最初からマイナス的要素を受けない環境作りをすれば
負のスパイラルは絶えるし、
そもそも始まらない。

人は強い。
が人は弱い。

何か事を始めて失敗したとき
「もう一度最初から頑張ろう」
というが、そうは事は上手く進まない。

本人は精神的にダメージを受けているし
周囲は「アイツは一度失敗してる」
という目で見てくる。

状況にしろ精神的にしろ
マイナスになっている。

マイナスからゼロに這い上がる力が必要。
それが「人間力」だと僕は思う。

幸い、人は学ぶ生き物だ。

人は弱い。
が、人は強い。

理想と現実の狭間で悩み・学ぶ。
実に人間らしいと思う。

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