建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

歩く意思。

人と人とを紡ぐって
むずかしいね。

 

「絆」って言葉は、さ。
糸に半分と書く。

片方が引っ張りすぎてもダメだし
手を離してもダメ。
互いの機微を感じながら
互いが歩み寄り、互いが程よく引っ張る。

 

自分の事しか考えられないやつが
時には出てくるよね。

そのコトを当の本人が
気付いてないコトもある。

 

コイツ最高だよ!って信じてたヤツに
手のひら返されるのは、もうイヤなんだ。


そんなヤツを傍に置いたのは誰だ?
そう、俺です。

でも、その心境に至るには
まだ時間が要る。

悲しみから立ち直るのには
時間が要る。
とことん悲しみ抜く時間を経るからこそ
よっこらしょと立ち上がれる。

 

一緒に夢を語り合えた仲間が
離れ離れになるということ。
一晩中でも語り合えた頃があったからこそ
淋しさは大きかったのかもしれない。

 

分かち合う仲間が居た。
仲間が居たからこそズレは起こった。

必要な存在が
同時に自分を縛ることにもなった。

 

俺は
自分の走ってきた道程を充分に知っている。
だから
必要なことの隣にある束縛については
自分の中に飲み込もうとした。
これは僕自身の問題で
決して他の人に聞かせたり転化できるモノでもない。

 

しかしモノには限界がある。

 

夢と想いは共存できない場合があるという事実を知る。

 

その壁を乗り越えたとき
「それでもやっぱり仲間と夢は素敵だよ」
って言いたいんだよね、俺。

そのために越えるべきことがある。
越えるべき時間や想いがある。

 


「夢ってさ。
 何処にたどり着いたか、ということよりも
 どれだけ歩いたか。
 どれだけ歩く意思があるのか。
 が、大切だと思うんだ。
 だから生きる道って果てしない。」

 

大変だよ。

でもね。
だから俺の生き方や言葉に
リアリティが生まれるんだと思う。

 

欲と余裕と思い上がりが
俺に「夢」を捨てさせようとする。
貧しそうで貧しくなくなっているってのが
現実としてある。

余裕なんか、無い方がいい。
余裕無くして走ってるときが
一番いい。
緊張感もって
自分が張り詰めて走っているときの方が
モノにも自分にも厳しく正確に対応できる。

 

きっといつか時が過ぎてみれば
こんな想いも、
俺にとっての1枚のスナップ。

 

しかし、時が過ぎれば・・・
なんていうモノではなく
常に心の川底の根底に流れ
時にそれは
ざわざわと顔を出す。

 

これは答えじゃない。
意思だ。


本来の姿なんて、何処にもない。
成長しようとするか、留まるか。
踏み込んだことの無いエリアに
踏み込めるか。


こんなことをツラツラと書いて
表に出しているのが、俺の弱さかもしれない。

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でも人ってみんな弱いよね。
だから人間らしい。

 

 

 

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