キレイとウツクシイ。

「奇麗」と「美しい」は
どう違うのか。

人々はすぐ安易に
「キレイー♪」
とかいう言葉を使うけど
実はそこで考えが終わってしまう場合が殆ど。

「美しい」というのは
その先に存在するモノのように思う。

それにはステップがある。

まず反応する感覚が無ければ
「美」を感じ取ることは出来ない。

人は単に「きれい」と感じるだけに留まらず
ステップを踏んで、その感覚に深みが出て
精神として味わうことができる。

言うなれば
「美」というモノに問われるのは
人そのもの・生き方そのもの
だと思う。

たとえばパット見で「キレイ」に成ることは
それほど難しいことでは無い。

だがそれで「美」に辿り着けるかというと
またそれは別の話。

「スゴイ！」
とか
「キレイ！」
とか思わせるのは
実は容易い。

「美しい」
と思わせることが
難しい。

感じるだけでは駄目だ。

何故？と更に追い求めるような
「かしこさ」のようなモノ。

そう「感応力」が必要。

「感」じるだけでは駄目だ。
「応」えなければならない。

美しい、と思える感性。
美しい、と感じさせる創造性。

そこを追い求めたい。

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