建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

愛を着込む。

4/30。
僕の誕生日。

 

お陰様で昨日44歳の誕生日を迎えた。

 

たくさんの。
とってもたくさんの友人が
それぞれの形で
僕の誕生日を祝ってくれた。

 

本当に本当に
心からありがとう。

 

 


愛してる、とか
好きだ、とか
とっても大切にしたいコトバは

 

その口から滑り出た途端
その重みが減るように感じられる。

 

 

だけども。
誕生日ばかりは目一杯、言ってあげたい。
目一杯、言って欲しい。

 

「ありがとう」は勿論
『おめでとう』の言葉の中には
その相手に対する愛が込められて
初めて生きる。

 

 

口に出す言葉や文章の中に
大切なコトバが幾つも並ぶだけで
そのコトバが陳腐さを増すのもいささか哀しいが

 

だけど
そんな日が1年に1回、合っても良いと思う。

 

 

親から、友達から、恋人から
妻から、子どもから
そして自分からも。
たくさんの「アイシテル」に浸る。

 

 

自分で自分を愛してあげられない人は
果たしていったい、人に愛されるのだろーか。


否。


ひきこもりや自分勝手とか
自己満足とは違う。

 

自分の世界を「箱庭」のようにせず
自分自身に甘んじない生き方。

いや。

自分自身に甘んじない
「愛し方」をしてほしい。
していきたい。

 

 

「歳とともに愛を着込む」。
そんな生き方も素敵だよね。

 

 


贅沢とは居心地が良くなること。
みんなに可愛がってもらって
僕は「今」がとっても
居心地が良い。

 


みんなへ。
心からありがとうね。

 

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愚痴。

なるべくなら
ならべくなら、愚痴は言わない方が良い。

 

愚痴は言わない。

 

そう、心に決めて。
愚痴を言い続けて、俺、生きている。

 


愚痴は言わずに済むなら
それに越したことは無い。

 

ところが、そうは人生、都合良くいかない。

 


愚痴を言わずにはいられない。
そんな時は生きてて腐るほど有る。

 


俺は愚痴は言っても良いと思う。

 

ただし。
それをどんな状況で
どんな相手に言うかが問題だ。

 

 

幸か不幸か
俺はFecebook上の友達が800余人。

 

そのうち
親友はどれだけ?
友人はどれだけ?
知人はどれだけ?

 

心を許せるのはどれだけ?

 


心を通わせることが出来る相手に
愚痴を言えるのが最上だ。

 

なぜなら。
愚痴を言うとき
それを語る本人が求めているのは
実のところ解決策じゃない。


「共感」だ。

 

 

それを得ることが出来るのは
心を通わせられる相手意外には、有り得ない。

 

語る相手を間違えると
秘密をバラされるとか
逆に批判されるとか。


実はそこは余り重要じゃない。

 

己の心が救われたい事の方が重要だ。

 


賢者を理想に掲げて装うよりも
怒りや愚痴をこぼす方のが
よっぽどか次に繋がる。

 

だって殆どの人が賢者では無く
当たり前の1人の
しがない人間なのだから。

 


幸運にも
心通わせられる相手が居るのなら
思う存分に吐き出せば良い。

 

そして共感してもらおう。
それだけで随分楽になる。

 

 

悲しみも同じだ。

 

どうしようもない悲しみがある。
哀しみがある。


他人にそれを救うなんて事は
実は出来ない。

 

共感してあげるだけ。
大変だったね。
苦しかったね。
哀しかったね。


一緒に想いを感じる。

 

それだけで思っている以上に
人の心はスッと楽になるものだ。

 

 

己という人間を
あまり過小評価しない方が良い。
なかなかどうして
独りの個としての人間は芯がある。

 

他者はキッカケに過ぎない。
自分を救うのは自分でしかない。

 


ただし。
実は受け止める相手にも
心のストレスが溜まる時がある。

 

そんな時は替わって
心の想いを受け止めてあげれば良い。
共感してあげれば良い。

 

そういうのを
「お互い様」って言うんだ。

 

 

人間は弱い。
しかし
人間は強い。

 


上手にアイツと手を繋いで
生きていけるとイイね。

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繋がりを保つために。

出来ることなら
怒る、ということをしたくない。

 

「怒る」と「叱る」は
似て非なるものだ、と良く言われる。

そんな理屈っぽいことを言うつもりは更々無いが
願わくば「次へ繋がる言葉」を相手に放ちたい。

 


僕の中で「怒る」っていうのは
感情に身を任せた、極めて自己的な表現方法。

 

ただ、それを全面否定する気は無い。
時には、その感情を押し通してまでも
守るべきモノはある。

 


しかし、それは稀であって
落ち着いて考えてみると
ほぼそういうコトを
必要に迫られることは無い。


次へ繋げるため。
繋がりを保つために
伝えなければならないことがある。
言わなければならないことがある。

 


相手は知らないだけ、かもしれない。
相手は気付いていないだけ、かもしれない。


よくよく考えてみると
大事なのは相手にソコを
「気付いて欲しい」
「理解して欲しい」
てっことが主題であって
それ以外はオマケだ。


感情に任せて表現をするなんて
それは下の下だ。

 

 

それが主題であるならば
自ずと方法論は見えてくる。


自分に置き換えてみればいい。


頭ごなしに一方的な意見をぶつけられたら、どうか?
ひとつひとつ確認しながら
互いに意見交換をするようなやり取りをしたら、どうか?

 


俺もアイツも「人間1年生」。

手取り足取り、やっていけばいい。


だからといって
なぁなぁで良いわけじゃない。

 

「人間1年生」であると同時に
「人生は一度っきり」。

 

人生にやり直しは無い。
失敗を踏まえた上での2回目があるだけだ。

 

厳しい状況であれば、その2回目すら無い。
せっかく繋いだ御縁も切れてしまうかもしれない。

 


俺は人間関係が苦手だ。
出来ることなら1人で生きて行きたいとも思う。
だけども、そうは問屋が下ろさない。

 

しかも、だ。
その人間関係から
時に、涙が出るほど心震える幸せをもらってるのも事実だ。

 

俺は人間関係が苦手「だった」。

 


気の利いたやり取りをしなくてもいい。
少なくても小さくてもいいから
丁寧な関係を心がけたい。

 

 


今日はそんな出来事があった。
みんなの縁を保つために
伝えなければならないコトがあった。

 

できるだけ優しく笑顔で伝えたつもりだったが
あの人には伝わっただろうか。

 

「あなたに期待している」
と笑顔で言葉を締めることが出来たのは
俺にしては上出来だ。
きっと繋がっていくと信じたい。

 

 


疑いながら進むのも
頑なに信じて進むのも
そんなに違いは無い。

 

だってどっちにしろ
引き返すことは出来ないんだから。

 

だったら頑なに信じて進む方が
よっぽど悔いは無いし、潔い。

 


御縁ってチャンスじゃない。
俺は「意思」だと思う。

 

 

 

 

我が家の庭も、花満開となってきた。


ぽかんと花を眺めながら
人間にも良いトコロがある、と思った。

 

だって
花の美しさを見つけたのは人間だし
花を愛するのも人間だもの。

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名も無き花

充分に眠れない日が続く。
幸か不幸か、それでも身体は健康だ。

 

多少なりとも疲労で倒れることが出来るような身体だったらと
オカシナ悔しがり方をすることもある。

 

そんな時は自分で自分を笑うしかないんだよね。

 


「ご縁だなぁ」と思えるような出逢いを求める。
現実には「さよなら」を言わなくても良い程度の出会いが殆どだ。

 

それでも素直な自分の心を問いてみれば
「元気でいてほしいなぁ」と
そんなアイツに対しても祈る自分が居る。

 


誉めれればヒョウヒョウと図にのって
叱られればナンダバカヤローとふてくされる。

 

 

ふと気が付けば
実のところ、俺は誰の意見も聞かなくなってた。

 


完全に自分自身を曝け出すことは、
誰であろうと出来ることでは無い。


同時に
少なからずともアカラサマに
自分氏自身の哀しみを吐露しなければ
前へは進めない。救われない。
表現者なら尚更だ。

 


僕がこうしてBlogをつかって文章にするのは
哀しいかな、毎日の小さな心の動きを覚えてる自信が無いから。

 

その少しずつ少しずつの積み重ねで
僕の人となり、は創られていくのにね。

 


少し気取って言うなれば
俺も一輪の「名も無き花」。

 

それでも名前が無いんじゃない。

「名も無き花」という名の、花。

 


それが今の俺の
たったこれっぽっちばかりの自尊だ。

 

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大和言葉-yamatokotoba-

弊社の屋号はYAMATO。
YAMATOは大和。

大和は日本を意味する。

 


大和言葉 yamatokotoba」というコトバがある。
古くは和歌や雅語のことを意味したが
今ではもっぱら日本固有語を指す。

 


おとうさん・おかあさん、というコトバ。
これは実は大和言葉から由来する。


「おとうさん」は、そのうちの「とう」が
大和言葉の「尊(とうと)し、貴(とうと)し」という意味で
それに敬語と敬称の「お」と「さん」がついて
「おとうさん」となった。

 

また「とう」とは和語の数え方
「ひ、ふ、み、よう……ここのつ、とお」のうち
「とお」という意味もある。
「とお=十=10」という数字的に満ち足りている様子も表していることから
 心身ともに統合された、尊い人のことを「おとうさん」と呼ぶ。

 


 「おかあさん」の「か」は、大和言葉
「火(か)、日(か)」という意味で
カッと熱く輝く様子を指す。

 

 日の光はその字が示すように
「力」(Power)であって
 万物の命の元でもある。

 

また、「あ」は大和言葉
「生(あ)れ」から取られたもので
愛のエネルギーで命を生み出すことを指す。

 

そこに「お」と「さん」がつくことで、
太陽のように明るく輝く、
 子どもを産んだ女性のことを
「おかあさん」と呼ぶようになった。

 


茶道もそうだけど
一つ一つ丁寧に解いていくと
実に腑に落ちる意味が至る所に存在している。

 

だから面白い。
だから興味が尽きない。
だから身に付けたいと思う。

 

日本って興味深い。
大和=YAMATOって興味深い。

 


当たり前に存在しているモノを
少し立ち止まって
根本を見つめ直してみる。

 

そういう行動が、近頃の僕には必要。
今の日本には、それが必要。


誇りを取り戻す為に。

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責任と覚悟を背負い込む。

制約(ワク)の無い世界なんてものは有りはしない。

だから、その制約をどう見つめるかが問題だ。

 

愚痴を言うのは容易い。
しかし愚痴だけでは決して何も始まらない。

 

雨が止むのを軒先で待つんじゃなくて
晴れてる空を睨んで、そこへ駆けて行くこと。

 


僕はデザイナーを自負する。
自負と言うからには責任と覚悟を背負い込む。

デザイナーを自負する以上、
どんな状況であったとしても
「創造」という希望の形を決して見失わない。

 

創造とは言い換えれば制約を越えてこそ
広がっていくものじゃないだろうか。

 

 


バランスが取れている、
ということが世間一般には
「良い人間」とされている。

 

自分自身が安心だし、
何よりも他人にも安心される。

 

 

ただし。


それは世間一般における生活のことであって
生活にインパクトを与えなければならぬアーティストにとっては
ベストとは言い難い。

 

 

今、真の意味で
デザイナーと呼ばれるに値する人間は
何人居るのだろう。

 

デザイナーと呼ばれている殆どの人達が
まっとうな生活者達に
コレといったインパクトを何も与えられずに居るのは
世間一般における安心を、
ただただ守る表現に終始しているからであって

言ってみればデザインが
「御世辞」になってしまっているからだ。


安心とは、制約(ワク)のことだ。
ワクの中に安心していて精神の自立・独立は無い。
断じて無い。

 


制約の中で愚痴を言いながらも
実は無意識的に
その心地良さに甘んじている多数のデザイナー。

 

そんなのは創造者としては
死んでるも同然。


びっくりするような奇をてらえってんじゃ無いんだ。


デザイナーを自負するならば
相手の望みを全て包括した上で
更にその上をイケってこと。

 

100点満点じゃダメだ。
最低でも101点を取らなきゃ。

 

 

そーゆーこと。

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慣れ親しんだ場所。

理由、ってあるな。


大人になってからの「理由」。
これが少々クセモノだ。


本業以外のことに皺寄せが行った場合、
「仕事が忙しくて……」
というと大概の人を納得させることができる。


厄介なのは自分自身をも
納得させてしまうことが出来ることだ。


心の底から好きなこと・やりたい事であれば
どんな障害があろうとも
やってしまうし、やり通すはずだ。

幸せの鍵を繋げようとする筈だ。



昨日は少し久しぶりの場所に行った。
そこには変わらぬ仲間が居た。
変わらぬ友が居た。

再会の嬉しさと、少しの気恥ずかしさ。
両方を交えたクシャクシャの笑顔。


自分が好きだと思えるものに
「人」が絡むとイイよね。



景色は変わる。
町は変わる。

確かに人も時と共に変わる。

だけど本質はどうだろうか。
人の本質はそんな簡単に変わるだろうか。


絆、だよね。


大事なのは日常だ。
怖いのも日常だ。

「理由」を言い訳にして
自分自身をも騙くらかし
見えない「堕落」に
自分を染めてしまうのか。

毎日毎日を丁寧に必死に生きて
幸せの鍵を繋いでいくのか。


絆って糸に半分と書く。
俺とアイツで糸の双方を持ち合って
あいての機微を丁寧に感じて
引いたり緩めたりする。

絆ってそういう風に育てるもの。


それでも切れてしまったら?

そん時は難しい話じゃない。
泣きゃいいんだよ。
誰のせいにもしないでね。
自分独りで思いっきり泣きゃいいんだよ。



昨日は少し久しぶりの場所に行った。
いつもの仲間に会った。

結局、場所や景色っていうのは
キッカケやキーワードに過ぎなくて
大切なのは「人」なんだと改めて気付く。


俺はこんな大切な仲間をおろそかにして
目の前の瞬間的な繁忙に
目をくらましてしまっていたな、と気付く。

好きな人と逢えた時の
飾らない無垢な感情と感性。


そこを信じていたい。


感性を鈍らせるな。

大事なのは日常。
怖いのも日常。



自分は、どう生きる?
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