建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

責任と覚悟を背負い込む。

制約(ワク)の無い世界なんてものは有りはしない。

だから、その制約をどう見つめるかが問題だ。

 

愚痴を言うのは容易い。
しかし愚痴だけでは決して何も始まらない。

 

雨が止むのを軒先で待つんじゃなくて
晴れてる空を睨んで、そこへ駆けて行くこと。

 


僕はデザイナーを自負する。
自負と言うからには責任と覚悟を背負い込む。

デザイナーを自負する以上、
どんな状況であったとしても
「創造」という希望の形を決して見失わない。

 

創造とは言い換えれば制約を越えてこそ
広がっていくものじゃないだろうか。

 

 


バランスが取れている、
ということが世間一般には
「良い人間」とされている。

 

自分自身が安心だし、
何よりも他人にも安心される。

 

 

ただし。


それは世間一般における生活のことであって
生活にインパクトを与えなければならぬアーティストにとっては
ベストとは言い難い。

 

 

今、真の意味で
デザイナーと呼ばれるに値する人間は
何人居るのだろう。

 

デザイナーと呼ばれている殆どの人達が
まっとうな生活者達に
コレといったインパクトを何も与えられずに居るのは
世間一般における安心を、
ただただ守る表現に終始しているからであって

言ってみればデザインが
「御世辞」になってしまっているからだ。


安心とは、制約(ワク)のことだ。
ワクの中に安心していて精神の自立・独立は無い。
断じて無い。

 


制約の中で愚痴を言いながらも
実は無意識的に
その心地良さに甘んじている多数のデザイナー。

 

そんなのは創造者としては
死んでるも同然。


びっくりするような奇をてらえってんじゃ無いんだ。


デザイナーを自負するならば
相手の望みを全て包括した上で
更にその上をイケってこと。

 

100点満点じゃダメだ。
最低でも101点を取らなきゃ。

 

 

そーゆーこと。

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