建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

ごめんね。

今日の気分はこんな感じ。

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大きくぶ厚い「わだかまり」を感じ
その水面下では様々な事象が蠢く。
そして僅かな光がそれを照らす。

 

できれば人と揉めたくは無い。
謝って済むなら直ぐにでも謝りたい。

ところがそうは上手くいかない。
上手くいかない事が多すぎる。
人の気持ちを踏みにじる奴が多すぎる。

「相手は自分の鏡だ」と誰かが言う。
「堪忍と感謝の心だ」とあいつが言う。
それを悟りだというなら、
俺は悟りなど欲しくは無い。

そんな言葉は70歳を過ぎて
白髪と髭を撫でながら暇潰しに言ってりゃいい。

事無かれ主義。
言うことを堪えたばかりに、
当たり障り無き事を強いる、今のこの国ニッポン。

絆とは、糸に半分と書く。
か弱い糸を互いが丁寧に指で持つ。
相手の機微を感じながら、引いたり緩めたり。

「堪える」とは「相手の心を汲む」と合わさって
はじめて意味を持つ。
今の時代、どれだけの人が、
相手の心を・気持ちを汲んでる?

別に恨み辛みを言いたいわけじゃない。
御託を並べたいわけでもない。

言葉って心を超えないね。
できるだけ詳細に、ずれることなく想いを伝えたい。
その一心で丁寧に丁寧に言葉を紡ぐほど
僕の真実からは遠ざかっていく。

「祈る」という言葉がある。
語源は「息に、乗る」だそうだ。
すなわち考えるよりも前に思わず溢れ出る想い。
口から零れ落ちるかのような想い。
それが「祈り」だと。

祈っていたいと思う。
誰に?
そう自分に。
それでもアイツを信じて僕は
「それでも伝わるはずだ」と思いながら
僕は祈りたい。

 

言ってすっきりするってこともあるよね。
今の気分はこんな感じ。

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明日はもっと陽が昇るかな。

「ごめんね」って素直に言えるといいよね。

 

 

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