建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

天窓。

屋根に付ける窓。

ん。
中から見たら天井か。

天井に付ける窓を「天窓」と言う。

通常、壁に付ける窓に比べて
同じ面積だったら3倍の光が入ると言います。

光を取り入れる目的の窓が壁側に取り辛いときは
とっても有効ですね。

冬は最高です。
この暖かな陽射しがたまらない。

夜は日によって寝ながら月が見えます。


夏はどうか。

向きによります。
南側の天窓は暑いです。
ジリジリと直射日光が・・・

そんな時はコレ。
屋根の上から簾sudareをかける。

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年2回。
取り付け&取り外しで屋根に登るのが僕の仕事。

夏のことを考えるなら北側の天窓がオススメ。
直射日光が入ってきませんからね。
間接日射は1日を通じて安定した光が入るし。

じゃあ何故僕の自邸は南側に付けたのか?

答えはカンタン。

僕の自邸は北側に道路付き。
皆様が来る方向から北側屋根は丸見え。

瓦屋根の僕の自邸は、北側瓦屋根に天窓を付けると
カッコワルイのです。

だから南側に付けた。

 

 「実用性に勝るデザインは無い、のがポリシーでは?」

 

いいんです。
別の方法で問題をクリアに出来るのであれば
実用性を二の次にしても。


というか、実用性、二の次にしてないしね。
夏の日射は簾sudareで遮られるし、
冬の暖かい陽射しは南側ならでは。


デザインってそーゆーコト。


天気の良い日は日中出かけるときに
「あれ?照明付けっぱなしだっけ?」
と錯覚するほど明るい。

 

家も家庭も明るいに越したことはない。

 

天窓。
オススメです。

 

 

 

 

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