建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

実践茶会。

今日の茶会は

最高だけど最低。

でもお稽古じゃなく
実践としての茶会。

だからこその経験。

それだからこそ
次に繋がる。
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僕はそう信じてる。


     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
     ■■■ 愛知県 西三河 安城市の建築デザインオフィス
     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男

     個  人 ■■■ https://www.facebook.com/toshio.noda.5
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おもてなし。

おもてなし、とは。

 

世間一般的には
もてなす・ご馳走する、という意味がある。


具体的にはどうだろう。

相手にとって迷惑にならず
さりげなく互いの心に残るような
出逢いのひとときを持てるようにすること。


かな?

 

これが実にムズカシイ。

 

自己満足であれば
それは驕りの心だし、
苦い後味が残ることもある。

色々心づもりをしていても
慌ててしまって、
後になってから
ああすれば良かった、
こうすれば良かった、
こうもすべきだったと
後悔先に立たず。

 

金銭の問題ではない。
心のゆとりと気遣いの問題。

 

ささやかで良いと思う。
『心の通い道に咲く花』
とも言われる、おもてなし。

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いずれの道も文字で表せない。
心から心へ。

 

以心伝心の道。

 

 



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御馳走。

明後日(日)は大切な茶会。

いつも大切な茶会に変わりはないが
僕にとって特に大切で憧れの人を招待する。

常に平常心といえども、そこはそれ。
やはりいつも以上に気合が入る。

「御馳走」という言葉が好き。
ご馳走とは、おもてなしの為に奔走すること。

昔は今のように何でもある時代では無かったし
ボタン一つでお取り寄せが出来る時代でもない。
それこそかなり前からから奔走するのである。

お茶は何処のにしようか。
この季節なら御菓子は何が良いだろうか。
器は何が合うだろうか。
花は何が映えるだろうか。

それこそ事細かなことまで
当日の客の為に朝も夕も無く
寝ずに奔走するのである。
「最高のおもてなし」をするために。

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今はその真っ最中。

「あぁ喜んで頂けた!」
と、当日のあの人の笑顔を想像して奔走する。

これも中々楽しいもんです。

 

 



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別れ。

近しい人が生死を彷徨った。
運よく一命を取り留めた。
何よりだったと思う。

 

自分の思うように生きれたら、と思う。
それが一番の幸せだ、とも言われる。

そのくせ「生」と「死」は
己の意思とは関係なくやってくる。

別れのない人生は無い。

 さよならを言わなきゃいけない数の方が
 出会いの数より多かったよね

なんて詞を思い起こす。


別れの痛みとは、
それだけその人の事を思いやれた証。
傷つくならとことん傷つけば良い。

別れてはしまったけど
その出逢いがあったお陰で
自分がどう変われたか。
自分がどう成長できたか。
自分自身を深くすることが出来たか。


人は二度、死ぬ。

1回目は、その肉体が死すとき。
2回目は、誰もの記憶から忘れ去られたとき。


リ・インカーネーション
輪廻転生。
僕はこれを信じている。

人は生まれては死に、また生まれ変わる。
この世で出会ったアイツ。
前世では、
友人だったかもしれない。
家族だったかもしれない。
恋人同士だったのかもしれない。

でも確かに
手をつないで、愛し合って、傷つけあって
抱き合って、絆を深めた。

またこの世で出逢って、現世でのやり取りは
その時の記憶を手繰ろうとしているのかもしれない。

 「そんなロマンチックな話、バカみたい」

って思う人もいる。
そう。
でもそのロマンチックが大事。
ロマンがあるからこそ、
アイツを愛せるし、アイツを愛した自分にも興味が持てる。

 

愛なんて、全部与えちまえばいいんだよね。
なまじっか、見返りを求めようとするから
オカシナことになる。
 「私がこんなに愛してるのに
  なんであの人は私を愛してくれないの」
とかさ。

愛なんて、全部与えちまえばいいんだよね。


出逢ってもらえるエネルギーもある。
別れたからこそ得られる力もある。

 

怖さや悲しみを知って
それでも前へ進もうとする。

人はそれを「勇気」と呼ぶ。

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ずっとずっとアイツの事を忘れない。
僕の中でアイツは消えない。
泣きながら、前へ進めば良い。

 

 

 



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人は人。

人は人。
ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨かれない。
人は人でしか磨かれない。

 

今日は良い出逢いを頂いた。

 

しかし、人と出逢うと
良いことばかりだけでは無い。
辛い想いをすることもある。

でもやっぱり独りで生きることは出来ない。

だったら「どう生きるか」の肝っ玉ひとつ。

 

自分だけでは得られない生活の中の「気付き」や
自分が持っていなかった「価値観」。
見落としていた「視点」。
そういうものは人×人のやりとりでこそ得られる。

 

思い切って行動した結果、
たとえ傷ついたとしても
そこから得られる何かが
必ず在る。

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行動を繰り返すことを諦めなければ
自ずと自分は磨かれる。

 

 



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想いを飾る室礼。

友人から器を頂いた。

手のひらサイズの
ちょこん、とした一輪挿しだったので
それに相応しい野花を生けてみる。
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妻・祐子の受け売りじゃないけど

 「モノは使ってこそ」

大事に扱って押入れの奥底に眠らせるのが
大切に扱うということだろうか。

否。

モノはその役割を果たしてこそ
はじめて本懐といえる。

カワイイ女性から頂いた花器を
可愛らしく飾れたと思う。

次回は本人来客の際に
飾ってみたいな。

ゆかちゃん、お待ちしております。


花と想いを飾る。
そんな室礼も良い。



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天窓。

屋根に付ける窓。

ん。
中から見たら天井か。

天井に付ける窓を「天窓」と言う。

通常、壁に付ける窓に比べて
同じ面積だったら3倍の光が入ると言います。

光を取り入れる目的の窓が壁側に取り辛いときは
とっても有効ですね。

冬は最高です。
この暖かな陽射しがたまらない。

夜は日によって寝ながら月が見えます。


夏はどうか。

向きによります。
南側の天窓は暑いです。
ジリジリと直射日光が・・・

そんな時はコレ。
屋根の上から簾sudareをかける。

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年2回。
取り付け&取り外しで屋根に登るのが僕の仕事。

夏のことを考えるなら北側の天窓がオススメ。
直射日光が入ってきませんからね。
間接日射は1日を通じて安定した光が入るし。

じゃあ何故僕の自邸は南側に付けたのか?

答えはカンタン。

僕の自邸は北側に道路付き。
皆様が来る方向から北側屋根は丸見え。

瓦屋根の僕の自邸は、北側瓦屋根に天窓を付けると
カッコワルイのです。

だから南側に付けた。

 

 「実用性に勝るデザインは無い、のがポリシーでは?」

 

いいんです。
別の方法で問題をクリアに出来るのであれば
実用性を二の次にしても。


というか、実用性、二の次にしてないしね。
夏の日射は簾sudareで遮られるし、
冬の暖かい陽射しは南側ならでは。


デザインってそーゆーコト。


天気の良い日は日中出かけるときに
「あれ?照明付けっぱなしだっけ?」
と錯覚するほど明るい。

 

家も家庭も明るいに越したことはない。

 

天窓。
オススメです。

 

 

 

 

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