建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

今こそ、日本。

日本文化と伝統。
今そこに改めて注目されている。

 

今までは
モダンなスタイルを前提としつつ
フレーバーであったり
トッピングであったりして
「和」が取り入れられることが多かった。

 

言わば「和」では無く「和風」。

 

最近は大元となる
エッセンスを学ぼう・考えようという
気風がある。

 

言わば「出汁」への着目。


建築やインテリアにおいて
日本の文化とは、伝統とは。

 

木や土や石や紙や漆といった素材と
それを応用した技術を基本とする。

それらは気候や風土に適い
本来の意味で合理であり
普遍性を持つ。

 

温故知新。
古きに学ぶことは
こらから進むべき新しい道を教えてくれる。

 

それは今この時代であれば
世界的・インターナショナルな価値の創造にも繋がると言える。

 

決して大袈裟な言葉では無くて。

 

今こそ、日本。

俺は日本を背負う。

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     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
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儚く壊れやすい。しかし強い。

僕らは気付いてみると
何でも丈夫で長持ちで便利なものを求めている。
意識的にしろ無意識的にしろ。

 

そんな生き方を脇目も振らずに走っているうちに
何か忘れてしまったことが無いだろうか。

 

弱いからこそ、大切にする。
儚いからこそ、愛おしく扱う。

 

弱く儚く壊れやすいモノ。

 

物質的な意味合いだけではなく
精神的な形としての「かたち」。


それは、しなやかで強い。

 

和紙もそう。
絹もそう。
日本文化の佇まいも、そう。

 

一見、取り扱いがムズカシそうで、
儚くも感じるが、
人の心を長年に渡り掴んで離さなかった。

 

人々の暮しに寄り添ってきた。
だからこそ、培われた細やかな感性もあったはずだ。

 

日本文化。
この暮しに無くてはならない
儚く壊れやすいモノ。

 

それを改めて見つめ直す。

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乾いた建築。

乾式工法・湿式工法と言う言葉を
耳にしたことはないだろうか。

 

カンタンに言えば、
湿式工法は、現場で水を使う工法のコト。
代表例は土壁塗り。

乾式はその逆。水を使わない。
サイディングとか板金とか。

 

時間とコストがかかる。
職人の技量にも左右される。

湿式工法は、最近は減少しつつある。

そうやって数多くの現場が
乾式工法に取って代わられるようになって久しい。

 

が。


そう。
やはり何かが足りない。

 

時を経て美しいモノ。
創り出された質感。その造形。

自由さとオリジナリティ。
現場での臨機応変さ。

職人の技術を必要とするモノ。

だからこそ魅力がある。

 

僕は思う。
きっと人は、人の手で創られたモノを
無意識のうちに敏感に察する。

 

そしてソレらが
空間に「ゆとり」と「余白」を
与えてくれることを知っている。

 

今。
その湿式が見直されはじめている。
僕の現場でも積極的に使っている。

 

それによって乾いた建築は
潤いを取り戻すと僕は信じている。

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61歳の誕生日。

何を求めるのか、何処へ行くのか。
それが問題だ―。


俺の永遠の憧れである男。


 長渕 剛。
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彼が本日9/7、61歳の誕生日を迎えた。
実に39年間、日本の音楽シーンの第一線を走り、
そのうち33年間を俺は1ファンとして注目してきた。


どんなジャンルにも属さない
「長渕 剛」というジャンルを築いた男。

好きな歌は?と聞かれれば1曲には到底絞れないし、
好きな詞は?と聞かれてもやはり1つには絞れない。


その中でも最近、響く言葉がある。
長渕氏が34歳の時に発したこの言葉。


 『俺なんかがやってるのは常に「今」でさ。
  だから、余力があるって許せねえ。』


今とは瞬間であると同時に
過去を背負い、明日に託す事。


歳を取れば取るほど頑なになっていく。
そして真っ直ぐでありたい、と切に願う。

泣きたい時もある。
腰が砕け、背骨が折れ、突っ伏す時もある。
夜通し泣いて泣いて泣いて。
それでも朝になれば、誰にでも平等に陽は昇る。
だから俺達、やっぱり頑張るしかないよな、って思える。


そして今日も、あのフレーズが僕の頭を巡る。
「電信柱にひっかけた夢」という歌。


  『俺だってあの日の海を死ぬまで泳ぎ切るつもりさ。
   泡銭に埋もれて一生、男なんか演りたくねえ』


長渕剛さん、61歳の誕生日おめでとう。
死ぬまで ついていきますよ、俺。


頭ばっかりで考えたって、
現実で通用しないことが多かった。
考えるより、動いて、走って、ぶち当たって、
転がるように一生懸命生きている人間こそが本当でしょう。


ねえ、長渕さん!
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好きなカップ。

Myオフィスには
たくさんのカップが並ぶ。

その中の
お気に入りをひとつ。
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特に凝らずに
真っ直ぐに立ち上がる
黒いマット調のカップ。

サイズも
小さすぎず大きすぎず。

手頃な厚さも頑丈で
使い勝手が良い。

そして何と言っても
一番のお気に入りは
底にチラッと見えるオレンジの紋。
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画竜点睛。

このデザインで
即買いしてしまった。

Myオフィスに
遊びに来て頂ければ
いつでもこのカップ出せます。

来てね(^^)b





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細部。

我が家のダイニングライト。
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手元までしっかり明るく
それでいて眩しくない。
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それは光源(電球)そのものが
シェードから はみ出して無いから。

これ、プロでも
わかっていない人、多い。

こういう小さな積み重ねが
良い空間を創る。

「神は細部に宿る」





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共感。

最近ポツポツと

 

 「長渕剛に興味があるんだけど
  どの曲から聴いたらいい?」

 

という相談を受ける。
しかも若い方から。

 

とっても嬉しいコト。

 

まずは月並みだけど最新のBESTアルバムを薦める。

もうひとつは最新のオリジナルアルバム。
なぜなら最新の等身大の長渕氏を知るには
最新の曲を聴く以外に他に術は無い。

なぜなら彼は「絶えざる今」を唄っているのだから。
そして長渕ファン暦30余年の俺から言えば
長渕剛が一番輝いてるのは常に「今」だから。


アルバムの中の曲は、どれだっていい。
アップテンポでもバラードでも。

ロックな唄であるならば
歯に衣を着せない実に真っ直ぐな歌詞で唄ってくれる。

バラードであるならば
これまた変化球無しに
実に真っ直ぐに愛を語ってくれる。

長渕氏が音楽をやりだしてから
これは変わらぬスタンス。


長渕氏の魅力は
真っ直ぐさと痛み。

ただ闇雲に「頑張ろう」なんて歌われても
ちっとも心に響かない。

人は行動すると、
あんな壁にぶつかるし
こんな障害に背骨を打ち砕かれる。

人を愛すると束縛と嫉妬は付きモノ。

人と共に生きる以上、
悲しみと痛みはついてくる。


それでも次の日になれば
誰にでも平等に朝陽は昇ってくる。

だっったら、俺達、
泣きながらでも前つんのめりで進むしかないよね。


っていうのが
長渕剛の唄の真髄。

 

俺はそこに30余年惚れている。

 

歳を重ねた層はもちろん、
これからの若い層にも
是非是非「長渕剛」を聴いて頂きたい。

 


苦しいこともある。
泣きたい夜もある。

その困難から逃げずに
愛し貫き通したとき、
たとえそれが終わってしまったとしても
最後に、心の中に温もりみたいなものが残る。

その温もりこそが
人間の財産だと思う。

 

そういう事を気付かせてくれるのが
長渕 剛の唄。 

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