建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

繋がりを保つために。

出来ることなら
怒る、ということをしたくない。

 

「怒る」と「叱る」は
似て非なるものだ、と良く言われる。

そんな理屈っぽいことを言うつもりは更々無いが
願わくば「次へ繋がる言葉」を相手に放ちたい。

 


僕の中で「怒る」っていうのは
感情に身を任せた、極めて自己的な表現方法。

 

ただ、それを全面否定する気は無い。
時には、その感情を押し通してまでも
守るべきモノはある。

 


しかし、それは稀であって
落ち着いて考えてみると
ほぼそういうコトを
必要に迫られることは無い。


次へ繋げるため。
繋がりを保つために
伝えなければならないことがある。
言わなければならないことがある。

 


相手は知らないだけ、かもしれない。
相手は気付いていないだけ、かもしれない。


よくよく考えてみると
大事なのは相手にソコを
「気付いて欲しい」
「理解して欲しい」
てっことが主題であって
それ以外はオマケだ。


感情に任せて表現をするなんて
それは下の下だ。

 

 

それが主題であるならば
自ずと方法論は見えてくる。


自分に置き換えてみればいい。


頭ごなしに一方的な意見をぶつけられたら、どうか?
ひとつひとつ確認しながら
互いに意見交換をするようなやり取りをしたら、どうか?

 


俺もアイツも「人間1年生」。

手取り足取り、やっていけばいい。


だからといって
なぁなぁで良いわけじゃない。

 

「人間1年生」であると同時に
「人生は一度っきり」。

 

人生にやり直しは無い。
失敗を踏まえた上での2回目があるだけだ。

 

厳しい状況であれば、その2回目すら無い。
せっかく繋いだ御縁も切れてしまうかもしれない。

 


俺は人間関係が苦手だ。
出来ることなら1人で生きて行きたいとも思う。
だけども、そうは問屋が下ろさない。

 

しかも、だ。
その人間関係から
時に、涙が出るほど心震える幸せをもらってるのも事実だ。

 

俺は人間関係が苦手「だった」。

 


気の利いたやり取りをしなくてもいい。
少なくても小さくてもいいから
丁寧な関係を心がけたい。

 

 


今日はそんな出来事があった。
みんなの縁を保つために
伝えなければならないコトがあった。

 

できるだけ優しく笑顔で伝えたつもりだったが
あの人には伝わっただろうか。

 

「あなたに期待している」
と笑顔で言葉を締めることが出来たのは
俺にしては上出来だ。
きっと繋がっていくと信じたい。

 

 


疑いながら進むのも
頑なに信じて進むのも
そんなに違いは無い。

 

だってどっちにしろ
引き返すことは出来ないんだから。

 

だったら頑なに信じて進む方が
よっぽど悔いは無いし、潔い。

 


御縁ってチャンスじゃない。
俺は「意思」だと思う。

 

 

 

 

我が家の庭も、花満開となってきた。


ぽかんと花を眺めながら
人間にも良いトコロがある、と思った。

 

だって
花の美しさを見つけたのは人間だし
花を愛するのも人間だもの。

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