建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

息子・一茶。

息子・一茶。3歳。

 

良く喋る。
良く遊ぶ。
良く動く。

 

たどたどしい言葉で
何とか自分の想いを俺や妻に伝えようとする。

 

可愛い。愛おしい。
何とかしてやりたい。
抱きしめたい。

 

子どもって純だ。
屈託の無い笑顔をする。

 

甘える。
泣く。
笑う。
抱きついてくる。
唄う。
踊る。

 

僕を1点の曇りも無く
愛してくれているのがわかる。


嬉しい。
やっぱり抱き締める。

 

子どものことを考えると
ムツカシイ言葉が浮かばないなあ。

 

本当は、それでいいのかもね。

 

生きる、って、
ついついムツカシイものになってしまう。

 

そして、子どもの愛くるしさを見ていると
何故だか僕は
少し哀しくて涙が出そうになる。

 

何でだろうね。

 

切ない、っていうのは
こういうことを言うのかな。

 

そんなコトを考えながら
夕暮れの中、公園で遊ぶ息子を見守る。

 

平凡なようで、良いヒトトキだ。

 

親バカで間違ってると頭でわかっていても
少しでも辛さや苦しみを味わわせたくないな。

 

 

透明な子ども。
透明な心。
透明な瞳。
無心になる子ども。

 

たくさんのコトを教えてくれる子ども。

 

お父さんは
ずうっと一茶のコトを愛しているよ。

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     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
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器の余裕。

12月に弊社YAMATOでイベントを行う。

 

その1st打ち合わせ。

 

毎月色んなイベントを弊社でやってるけど
僕が主催するのは久しぶり。

 

主体に呼ぶ講師は、まだイベント4回だけの経験。

 

色々と打合せする中で


 (こういう風に話したらいいのに)
 (こういう風に提案したらいいのに)
 (こういうメモの取り方をしたらいいのに)

 

等々、その講師に思うことがあった。

 

でも途中で気付いたんだね。

これこそ僕の驕りなのかもしれない、って。

 

講師の方は技術は素晴らしいけど
たかだか4回の経験。

 

その講師を
 「仕事舐めんなよ!」
と叱咤するのか
 

 「一緒に頑張ろう!」
と先輩として手取り足取りするのか。

 

僕がここまでこれたのは
間違いなく後者の先輩方のお陰。

 

打たれ弱いから優しくしてね、って
言ってんじゃない。

 

相手に伝える時の大事なコトって、声の大小では無い。
アクションの大小でも無い。

 

これぐらいわかれよ!じゃなくて
己の伝え方の未熟さを恥じる人間でありたい。


あれもやれる、これもやれるって人間が
力任せに叫ぶっていうよりは、
ひとつひとつ優しく語ってあげるみたいな。

 

自分の中に蓄積したものを良い感じに消化して
適量をポッと投げるみたいな。

 

要するに伝わらなきゃ意味が無い。

 

そうは言っても感情が先に来ることもある。
イラっとすることだってある。

 

でもね。最近、気付いたんだ。

 

 「個人的な感情は
  すべて普遍的なモノに置き換える」

 

その作業を間に咬ませることによって
すごく僕を含め周囲の流れがスムーズになった。

 

デキル大人の余裕かな(笑)

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成長は下る。

成長。

 

成長するってのは上に行く事じゃ無いからね。
僕は下に落ちて行く事だと思う。

 

落ちてみて
「そうか!
 アイツが泣いてたのは、こういうコトだったのか!」
と分かる。苦しみもそう。

 

上がってイクと
どんどんそういうコトがわからなくなる。

 

要するに痛みをわかっていくから成長する。

 

どんな状況になろうと、それはそれで自分の人生。

だからどんな状況であろうと自分を嫌になったことは
一度たりとて無い。

 

「その時、たまたまそうだっただけ」
と思うだけ。

 

好きなことをやってるだけだから
落ちる時だってあるさ、ってね。


そういう姿勢を見せるってのも大事よ。

 

本気で好きなことをやり
本気で落ち込み、本気で泣き
本気で汗を流す。

 

真剣な姿にこそ、
無駄な汗に見えるかもしれないけど
その姿にこそ 人は心打たれる。


言葉の説得って
雰囲気で何だか納得させちゃうことも多い。
「あーすごいね。あなたは。」で終わっちゃうことも。

 

そうじゃなくて言葉以外で姿で表現する。
結局はそれで何を感じるかは相手が決めること。
求めちゃだめよ。恋愛と一緒(笑)


明日は必ず来るからね。

 

今日の自分はどうやってもダメかもだけど
また必ず明日は来る。

 

それに
「そもそも、立ち直れないほど
 どんな失敗したんだ?」
って考えると
そうでもなかったりする(笑)

 


自分で自分を好きになってやらなきゃどうすんの。
自分という物語をちゃんと紡いでいかないと。

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人間力。

「苦しみ」ってなんだ。

 

ヤラかしてしまった事については
仕方が無い。

どんな偉人で
どんなスーパースターであっても
過去には戻れない。

 

それよりも次だ。
次に起こり得るコト。
次に考えられるコトに
どれだけ希望と夢を込められるか。

 

過ぎてしまったこと
済んでしまったことを
どれだけコネクリ回したとしても
広がりには限界がある。

 

まだ起きてないこと
今から仕掛けるコトは
どれだけでも可能性は広がる。

 

例えばパーセンテージが低いということはあっても
「ゼロ」ってことは絶対に無い。


ヤラかしてしまったこと。
それは授業料だ。

 

 

つい最近。
僕は多くの人が経験しないであろうということを
ヤラかしてしまった。

 

乱れ悩んだ。
広く迷った。
眠れない夜も過ごした。
幾夜も。幾夜も。

 

今ではお陰さんで
多くの人が経験しないであろうということを僕は経験してしまった、
という通常ネガティブに捉えるトコロを

 

「多くの人が経験しないであろうということを、
 僕は経験できた」

 

とポジティブに思えるようになった。

 

これは非常に救われた気分になった。

 


そして、この域へ辿り着くまでに僕が想い感じたこと。

 


苦しく感じることってさ。
原因どうこうってあまり関係無い。

 

自分自身の至らなさなのか。
もらい事故のように不意に来たものなのか。

 

どちらであろうと心の想いは一緒。
苦しいのは苦しいんだよ。

 

どのように表現しようが
どんな風にカッコつけようが
単純に「苦しい」んだよ。

 

だったら子どものように
「俺は苦しくて辛いんだよ」
って喚き、もがき、のた打ち廻ればいい。


ジタバタすれば良い。
アタフタすれば良い。
そういう道を経た後だからこそ
辿り着いた域ってのがあるな。

 

その強さこそが「人間力」だと思う。

 

ゼロからやり直せばいいって良く言うけど
それは詭弁であり綺麗事だね。

 

物事や心がダメージを受けたとき
それらはマイナスのゾーンに堕ちる。

 

そうなるとマイナスからゼロに持っていく作業が必要。

 

そこまで戻して初めて
「ゼロからやり直そう」
と言える。

 

マイナスからゼロへ持っていく力。
それを僕は「人間力」と呼びたい。

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大人の問題。

  その道に
  入らんと思う心こそ
  我身ながらの
  師匠なりけれ

         利休

 

 

今日は母校・愛知県 西尾市立 西尾中学校で全校茶会。
御抹茶生産量日本一の御茶処ならではのイベント。
僕は同窓会長なので、来賓として妻と共に参加させて頂いた。

 

今の校長先生は中学時代の担任。
これも ご縁。

 

特別な計らいにより校長室が控え室に(笑)。
壁を見ると、利休道歌の張り紙が。

 

これは茶道全般を学ぼうとする者の心構えを表している。

 

主体的に学んでみよう、という志があれば
その志こそが立派な師匠ということ。

 

この張り紙を書いたのは生徒だという。
当然、中学生。

 

僕もこの言葉は好きだけど
まさか中学生がこの言葉を選び、書にするとは。

 

 

思えば僕が茶道に自ら門戸を叩いたのは
そう、中学生の頃。
数えてみれば30年近くが経っている。

 

この頃の僕は変わり者だった。
今でもそうだが(笑)

 

今の時代は、変わり者が増えた、ということか。

 

いや、「主体的に生き易くなった」と捉えよう。

 


良い時代になった。
あまり希望が持てない時代、とか言われてるけど
そんなコト無いね。


今ドキの若者は・・・なんて全然間違ってるね。
今ドキの大人の問題だよ。

 

希望と夢を持って健やかに育ってる若者のために
大人が良い見本となって立派な背中を見せてやらねえと。

 

気張れ、大人よ!!

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毎日の言葉。

「おはよう」
「ありがとう」
「うれしいな」

「みんなで食べるとおいしいね」

「おやすみなさい」

「おとうさん」
「おかあさん」

「だーいすき」

3歳の息子・一茶が
毎日発する言葉。


僕はそんな当たり前の言葉たちに
いつもハッとさせられる。
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僕なりの強さ。

挫折をしない。


ということに、一体どれだけの価値があるのか。

 

挫折を繰り返しつつも
その中で決して折れない心を持つ。


絶体絶命!
っていうときに、僕がいつも思うこと。

 

 「状況が悪いんじゃない。
  いろんな想いや期待感、そして不意なトラブルが
  常に心を揺らしているだけなんだ」

 

ってこと。

そしてその目がそう見させているだけ。


運命のポイントにぶつかるたび、
それをイイ方に転がしていったのは

 

 『どうにかなるだろう』

 

って考え方。そして

 

 『きっと何とかなる。かたいこと言うなよ。』

 

っていう感じ。


その域に気持ちが辿り着くまでに
実はかなりの紆余曲折があるんだけどね。

 

その紆余曲折を乗り越えるには
僕の持論で言えば、やはり経験。
経験があったうえで、知識を取り込む。
そうするとイイ感じに腑に落ちるんだな。

 

結果論かもしれないけど、
そこで苦労したからこそ、次が見える。


ジタバタすればいいんだよ。
それが後にグッと活きてくる。

 


上手くいかないもどかしさ
上手く伝わらないもどかしさっていうのを
突き詰めて考えたとき、
それは単に自分だけの満足だったりする。


て事は、自分だけのことならば
自分自身にケリをつければ
良い様に事は転がっていく。


確かなものがないように
だからこそ可能性を語る明日が来る。


できない理由を考えるよりも
どうやったらできるかを常に考えていたいと思う。


これからどうやっていくか、というのは
きっと自分がやりたいことがあるのなら
迷わずやりたいことをやる。

難しいことは、
やりたいことのパワーで乗り越えりゃいいんだ
ってコトなんだなって思う。

 


人の思うことなんて、その時々で大きくも小さくもなる。
だからこそ、その瞬間に思ったことを大切にしていきたい。

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