建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

暗闇にあらがう。

上弦の月と 宵の明星が 奇麗に並ぶ。
こういう瞬間に出逢えるって嬉しいね。

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そういうのに気付ける自分も嬉しい。

煌く星に人が歓喜するのは、
周りが暗いから。

星は終始光ってるんだけど、昼間は輝かない。
輝きに気付かない。
真っ暗闇になってあらゆるものが なり を潜めると
夜空はもっともっと明るいんだよね、本当は。

その光に思いを寄せて、
人は失くした恋のことに涙してみたり、
やがてやってくる自分の将来のことに
希望を描いたりする。

暗闇って、人が絶望に陥ったり苦しんだりする。
でもそれこそが、ものを考えたりする始点なんだ。
何かがあったって、必ず朝が来るじゃん!って。

大なり小なり、それぞれが悩み苦しみを持っている。
暗闇の中で突っ伏して。
でもその暗闇の中の星は、必ずそこで凜と輝いている。

それと、どう自分が会話するか、だよね。

そこで恋をすることもできるし、
ある人を・時間を、懐かしむこともできる。
泣くこともできる。

そして朝が来て、
俺はそこへ行くよ。お前は? そうか、あそこへ行くか。
いってらっしゃい。また逢おう。
ってなるわけでしょ。

僕はそう動きたい。
常にそうありたい。

新年だからとか正月だからとか。
それもいいけど、さ。

日々変わる事無く
前へ突っ伏していたいね。




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