建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

幼馴染。

今日は友人夫婦3組の茶会&食事会。
残念ながら1組の相方は来れなかったが
それでもとっても楽しい時間を共有できた。

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そのうちの1人は幼稚園からの幼馴染。
成人式から39歳までの19年間は音信不通だったが
再会してからの3年余りは、
充実した時間を過ごせている。

幼い頃からの友人って何で居心地良いんだろう。
健やかで居られるんだよね。

アイツのことは大好きでダイキライだけど大好き。
思うことは即座に言うし、きついこともハッキリ言う。
そこに悪意は無いからかな(笑)

知らない間の19年間を経て
俺もアイツも随分変わっちまったけど
性根は多分変わってないんだよね、たぶん。

俺もアイツも根本は不器用。
なのに人と接しなきゃ生きていけない仕事・生き方を選んでしまった。
まぁ厄介な性分だよね。

俺は彼との青春の頃を少しずつ思うときがある。
そうして自分の傷ついた自尊を取り戻していく。
それは何の拘りもなく損得勘定も無かった
あの頃の友だったからこそ出来ること。

俺も不器用だけど、アイツはもっと不器用だ。

家族って何の為につくって
その家族を何処に向かわせようとしているのか。
守るってことは、どういうことなのか。
犠牲にしていくことなのか。
いや、そうじゃ無いはずだ。

俺とアイツが幼かった頃の共通の原風景。
幼稚園で共に登った隣地の城跡。
共に走った園庭。
あんなに広かったはずなのに。

俺とアイツの親も老いた。
そして俺にもアイツにも子どもがいる。

カタチはどうあれ、
妻や子どもには思いっきり情愛を与える。

夫としての現実。
父親としての現実。
個人事業主としての現実。

 

今日の会で初顔合わせだった、
俺とアイツの奥方が親密になったのは
きっと良い形に繋がると信じたい(笑)

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まだまだ独りで思い悩む癖からは
抜け出せそうにないけれど
人と接することを選んだ性分。
そこから抜け道を探ってみる。
そんなコトをふと思った今日だった。

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朝方雨だった空も、実に良い陽射しが戻った。

 


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     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男