ふぁぶりっく。
風や雨。温度や日射。
気候や外部から人を守ってくれるのが建築。
そしてもっと身近で
柔らかく人を守ってくれるのが衣服。
ファブリックとは。
インテリアの世界では、
カーテンやテーブルクロス、
椅子やソファの張り布地、
クッション、ベッドカバーなど、
布を使ったものを全般に指す。
基本、それは
住み手や使い手が選ぶもの。
建築家やデザイナーが選ぶものといえば
今まではシンプルなものが王道だった。
だけど近頃は
ファブリックと建築を同列に考えて
より新鮮で美しい空間を作ろうという傾向にある。
麻・綿・ウール・合成繊維・化学繊維。
一般的な素材だけでもざっとこれだけある。
色や織方を組み込めば幾万種類だ。
光や温度や視線や音環境に影響を与えると同時に
色や柄、風合いで人の感覚に影響を与える。
そして、動かしたり、
取り替えたりする事が容易。
専門家だけでなく
普通の方がデザイナーになれるのも
魅力のひとつ。
ちょっと主体的に動けば
自分の周囲空間は
容易く上質なモノに変えられる。
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