建築と茶道とデザイン。そして大和魂’s blog

愛知県西三河・安城市在住の建築家であり茶人・野田敏男の日記。

-YAMATO 大和-

愛する人
目の前で微笑んでくれるということが
どれだけ素晴らしいことか。
それがどれほど幸せか。


-YAMATO 大和-

今から73年前の今日4月7日。14時23分。
「戦艦 大和」が鹿児島沖で轟沈した。

 僕のオフィス屋号「YAMATO」は
『日本』から由来している。
  
 僕は右翼思想でも左翼思想でもない。
 問題は
「国を愛しているか、愛していないか」
ということ。
 自分の生まれた国を愛しているか、愛していないか。

ということは、
 自分の故郷を愛しているか、愛していないか。
ということは、
 自分の両親、兄姉、妻、子ども、地域社会の人々を、
 愛しているか、いないかということ。
そういった意味では、右でも左でもなくて、
 僕は真ん中を行きたいということ。

だから、僕には「愛国心」はある。
いずれにしても「愛国心」は
無ければ駄目だと思っている。
ただただ真っ直ぐ自分の道の真ん中を行きたいだけ。

僕は自分を文化の発信者だと自負する。
ならば日本人としての誇りを持とう。
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        H P http://adoyamato.com/

 

     □□□ 住宅・店舗・設計・企画・新築・リフォーム・リノベーション
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     ■■■ Architect Design Office YAMATO  代表・野田 敏男
 
         ...&茶道家


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顔を磨く。

今日は素敵な人と出逢った。

 


人間30年・40年も生きてくると
生き様が如実に表に出てくる。


だからその世代で出逢った時に気持ちの良い人は
「あぁ、良い生き方をしてる人なんだな」
って思う。

 

 

ところが、だ。


たまに20歳そこそこで
実に気持ちの良い人が居たりする。

 

僕の持論は
「人間の質は経験から来る」


だから、20歳そこそこでそんな人に出逢うと
色々と興味が湧いてくる。

 

 

最近思った一つの答えはこうだ。

 

「きっと人生豊かな方々に囲まれて
 愛情一杯に育った人なんだろうな」

ってこと。

 


豊かな人生ってなんだろう。
幾つか答えはあるんだろうけど


例えば僕が思うひとつは
「丁寧に生きる」ってこと。

 

たとえば
中途半端な店に足繁く通うよりも
そのお金をじっと蓄える。
3回我慢すれば、
今までより3倍価値のある店に行ける。
そういう店に通い、自分を成長させる。

 

そういう良質な成長の仕方って
あると思う。

 

 

もうひとつは
豊かな人は繊細だってこと。

 

僕は仕事でもプライベートでも
ディティール(詳細)にこだわる。

 

例えば建築でいうなら
ずば抜けたデザインってのは
僕は存在しないと思う。


丁寧で細部に至るまでの小さなデザインの気遣いが
トータルで集合体となって
「あぁ、良い建築だね」
ってなる。

 

人間も同じ。
痛みや哀しみや喜びを知らない人はいない。
それを忘れてしまうんじゃなくて
その都度その都度、シルクの布で優しく包むように
そっと気持ちを包み込んでやる。


それの積み重ねが人間の厚みになり
人間の質になる。

 


人間40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て、
と言われたもんだけど
僕の持論は30歳だ。

 

でも今日のような人に逢うと
「20歳でもいいかもしれない」
なんて思ってしまう。

 

ファッションを気遣うよりも
まずは顔だ。
第1印象も顔だ。

 

顔を磨こう。
人間力を磨こう。

 

 


・・・なんてことを考えてしまう日だった。


今日は素敵な人と出逢った。

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人間365日。

1日1日を
しっかりと生きていくより他は無い。

 

明日のことを思い煩わないように。
昨日のことを悔やまぬように。

 

どうせ、どうにも出来ないのだから

 


きょう1日を
喜び、努め、
出来ることなら
出来るだけ人には優しくして暮らしたい。

 


人間365日。
何の心配も無い日が
1日、いや半日でもあったら


それはきっと幸せな人間だ。

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不良と優しさ。

「不良とは優しさのことではないかしら」


太宰治は『斜陽』の女主人公に
そう言わせている。

 

その一節前には
「不良でない人間があるだろうか」
と、ある。

 


不良とは何か。
優しさとは何か。

 


人は誰しも
「悪」の要素を持つ。

 

だが世の中の大半の人は
あえてソレに目を向けず
社会的規範=モラルの中に生きる。
それが世間では正解とされている。

 

ソレがまるで無いかのように。

 

それが出来ない人間は
「弱い人間だ」と世間では扱われる。

 

だけども。
そのような考え方で
人の弱さや醜さを理解出来るとは
僕は到底思えない。

 

ソレを受け止めるには
「優しさ」が要る。

 

誰よりも敏感で繊細な
優しい感受性が要る。


優しさ故に。
優し過ぎるが故に
他の誰よりも世間に対する不安や恐怖に包まれ
ソコに立ち向かうため、
はたまたソコを紛らわせるために
常套では無い生き方=不良となるように
僕は思う。


不良であることを
正当化するつもりは無いけれど


時に人を蹴落としてまで
時に人を傷つけてまで
モラルを・自分の我を、通す必然性が
果たして本当にあるのだろうか。

 

僕はそうは思わない。

 


多かれ少なかれ
「不良でない人間があるだろうか」

僕は願わくばそういう人間でありたい。

 


人を容易く傷つける人間が存在する一方、
今日も柔らかく繊細で温かい
「人間臭い人間」に会えた。


どんなどん底に陥ろうとも
そこから拾えるモノがある。


そこに光るモノがある。

 

「よし。
 今日もまた
 ここから頑張ろう」

 

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激動の一週間。

ちょっとご無沙汰のBlog。


今週は、いつに無く激動の一週間。
4月頭にリニューアルオープンを迎える
和カフェのデザインを請け負っているから。

 

今までに無い仕事をやらせて頂けた。
本人もとっくに忘れてたくらいの「種」が
今頃になって実を結んだ仕事もあった。

 

それをSNSでアップしたら
更にそれから又仕事が繋がり広がった。

 

久々に嬉しい事だった。

 

仕事的にもプライベートでも
実は今、ギリギリの状態だ。

 

それは今も変わらない。

 

だけどお陰で気持ちが変わった。
希望が持てるようになったから。

 

少し前までは希望が持てなかった。

 

だけど思いがけないポジティブの連鎖が続いたお陰で
希望が見えるようになった。

 

これはやはり、人の繋がりだ。

 

でも基本はやっぱり自分の頑張り。
自分が一番偉い、という意味では無くて
自分が全力で頑張ってるからこそ
周りが応援してくれるってこと。

 

そこを間違えちゃいけない。

 

そして人と人との繋がりで得た喜びは
やはり質が違う。
例えば具体的に言うなら長続きする。

 

たとえばSEXのような楽しさって
それはそれで否定はしないんだけど
何処か刹那的であり、瞬間なんだ。

 

そうじゃなくて
やり続けることの楽しさ。
やり続けたからこその嬉しさ。

 

建築の社会に身を置き20年
独立して10年。

 

やっと実を結んだってことの実感が
この10日間くらいでウワーッと来た感じ。

 

嬉しかったなぁ。スゴク。

 

 

だって常に孤独だったから。

 

 

泣き言を言ってるわけじゃない。
この道を何があろうと歩いて行くんだ!
と決めた以上、
まずは自分自身が頑張らねばと決めたことだから。

 

それがあった上での、人の助けだからね。

 

 

だから忘れないですよ。
人から受けた恩は。


だから忘れないですよ。
あの人のお陰で俺があるって事は。

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床の花。

 

友人を茶席に招いた。

 

社会人スタートしたばかりの初々しい友人と
社会人に一端のピリオドを付け
新たなるスタートを切る友人。

 


茶席において床の間の花は、
重要な意味を持つと思う。
重要な位置付けであると思う。

 


ちょうど桜の時期。
桜の大きな枝物も手に入れることは可能だったが
あえて庭の椿とした。

 


今まさに咲かんとする蕾。
そして葉の裏側まで見せてしまう
通常ではあまり用いない
もう一本の枝葉。

 

 

僕の想いとしては、こうだ。


  不恰好かもしれない。
  それでも良い。
  格好良さを余り追わず
  表と裏、ありのままを見せればよい。

 

  虫喰いがあってもよい。
  明後日の方向を向いててもよい。

 

  ほころび始めた蕾のように
  今まさに
  今日より明日の自分へ向かうために。

 
     華やかな桜ばかりが花じゃない。
  ただ一輪、自分なりに咲いてほしい。

 


花はそこにあるだけで
ただ美しいわけでは無い。

 

人が愛でて、美しさを見い出し
その花を生けようとして
初めて、その美が際立つ。

 

 

 

亭主としての
僕の想いが強すぎただろうか。

 

でも、それくらい
想いを伝えたい相手であった。

 

僕なりの
「一期一会のおもてなし」
は、こういう形だった。

 

結果的には
至らぬ点もあったかも知れない。

 

しかし行動したからこそ
発見された至らぬ点。

 

行動を起こした者にしか得られぬ経験。
それをひとつひとつ踏まえて
転がるようにぶつかるように
角ばった石がいつか丸くなるように。

 

人として丸くなれ。
柔らかくなれ、という意味では無い。

 

角が無くなった石は弱点が無い。
どこからの衝撃にも強く耐え得る。

 


そんな生き方を願う。

 

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手紙を書く。

手紙が好きだ。


今日は手紙を書いた。

 

貰うのはもちろん好きだが
実はそれよりも書く方のが好きだ。

 

手紙は出来るだけ筆で書く。
上手い下手というよりも
世間的に言えば「味がある」。
そんな文字が好きだ。

 

字は奇麗・汚いじゃない。
字は個性だ。

 

僕が書く手紙の場合、
だいたい、書き始めと書き終わりが
激しく違う。


書体が変わる。


後半の方が激しくなってくる。

 

書いてるうちに
相手に対しての想いが強くなり
内容も書体もリズムにノッてくる。
激しくなってくる。

 


手紙を書くときに想うコト。

 

相手の人生と自分の人生が
重なり合った想いに馳せる。

 

懐かしさも逢いたさも全て含めて
日常と重なり合う幸せ。

 

メールもいいけれど
是非とも手で文字を書いて欲しい。

 

その時間こそが
人で人である為にやはり必要なのだと思う。

 

考えあぐねて過ごす1日もまた美しく楽しい。

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